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  3. 【ネタバレ有り】デス・ストランディングのストーリーおよび世界観の考察

リアルに赤ちゃんをあやしながらプレイしたデス・ストランディング。発売前はどんなゲームなんだろうとワクワクしていましたがこういうゲームだったんですねぇ。ゲーム性・世界観・そして他プレイヤーとの繋がりが合わさって新鮮な気持ちでプレイできました。

ラストには思わず泣いてしまいましたよ。年齢で物語に対する受け取り方が大きく変わるゲームだなと思いました。

 

ゲームを最後までクリアするとある程度のことが判明しますが、頭から抜けたりイマイチわかりにくい設定があったりするので自分のまとめようとしても考察という形でストーリー・世界観・用語をまとめたいと思います。

ネタバレをふんだんに含みますので未クリアの方は読まないほうが良いでしょう。

また僕の受け取った解釈になりますので中には全然違う答えの場合がありますがご了承ください。

 

たまに追記、修正を行っています。

ストーリー

過去

かつてビッグバンによって物質ができてしまった。本来は対消滅で無に戻る予定だったがいつの日か生命が生まれ人類が生まれた。絶滅体と呼ばれる宇宙意志のような存在はこれまで5度に渡る大量絶滅(ビッグファイブ)をうながしてきたが完全な消滅までに至らなかった。

20歳の時に子宮癌をわずらったブリジットは魂と肉体の2つに分かれた。分かれた魂の方はアメリと名乗り、あの世とこの世の中間に存在するビーチで様々な絶滅の夢を見て絶滅体として覚醒する。魂だけの存在としてビーチにいるアメリは歳を取ること無く世界が消滅するまで生きていくことになる。

マンハッタン消滅事件で前アメリカ大統領が死亡した際に、当時副大統領だったブリジットが大統領を引き継ぐ。肉体側のブリジットは凍結されていたB.B(ブリッジベイビー)の研究を進める。脳死した母親から取り出した赤ん坊を人工的に生存できるようしたB.Bを利用し、時間の概念が異なるビーチを活用した大量の情報通信システム“カイラル通信”を開発する。カイラル通信はB.Bを端末として設置することで機能する非人道的なシステムだった。

極秘裏に進めていたB.B研究のとある日、検体である主人公のB.Bサムを連れて父親であるクリフが施設から脱走を目論む。しかし失敗し、ブリジットの放った2発の銃弾がクリフとB.Bサムの腹部を貫通して殺してしまう。死んでしまったB.Bサムのビーチへ探しにいったアメリはB.Bサムを蘇生させる。この時、B.Bサムは“帰還者”として始まりのDOOMSとなる。

蘇生したB.Bサムの廃棄が決まるがブリジットはB.Bサムをケースから出して自身で育てることを決意する。

始まり

アメリは絶滅体として、世界が消滅するまで永遠の時間を過ごすことになる。一人で耐え難い時間を過ごすことを恐れたアメリは世界の消滅“ラスト・ストランディング”を進めることにした。ラスト・ストランディングとは世界をカイラル通信でつなぎ、アメリのビーチと世界中の人のビーチがもつれて大規模な消滅を起こさせるというもの。

しかしアメリは2つの道を考えた。
ひとつは「サムと一緒に世界の消滅を見守る」。
ふたつは「サムに止めてもらう」。

サムに世界中のカイラル通信をつなげてもらい、アメリのビーチにサムを迎え入れ、どうするかをサムに選ばせることにした。

ブリジットに呼ばれたサムはアメリ救出という名目で世界をカイラル通信でつなぎながらアメリカ大陸の西側まで配達をすることになる。

 

かつてサムには妻がおり、女の子(ルー※略称)が生まれる予定だった。ヴォイドアウトにより妻とお腹の子を亡くして配達人としてやる気を無くしていた(ドキュメントによるとこのヴォイドアウトはアメリと兄弟であるサムに嫉妬したヒッグスが起こしたようだ)。B.B28号を託されるが本来は接続できないDOOMSのサム。しかし元々B.Bであるからか、B.Bと同じ生者でも死者でもない帰還者だからか不良品であるB.B28号と適合する。

サムはカイラル通信をつなげる旅の中で、いつしかB.B28号をかつて産まれるはずだった娘と重ねてルーと呼ぶようになる。

 

カイラル通信をつなげていくほどにカイラル濃度が上昇し、クリフのいる複合ビーチ(様々な怨念が渦巻いた地獄みたいな特殊なビーチ)がサムを呼び寄せ始める。サムはB.Bを狙われていると勘違いするが、実際はB.Bであったサムを求めていた。最後の戦場でクリフが倒れた時、クリフの口笛を真似たサムを見て、サムが自分の息子であることに気づき成仏する。

最後

アメリのビーチへ訪れたサムは本人からアメリの策略を聞かされる。かつてアメリが「自分を止めて」とお願いしていたことを思い出してアメリを止めることで今回のラスト・ストラディングを回避することができた。しかし人類の絶滅を止めることは決してできなく、ラスト・ストランディングを延期しただけとなる。何万年、何十万年後かはわからないがかならずラスト・ストランディングは起こり、それまでアメリはビーチで一人待つことになった。

アメリを止めた後、サムは自身のビーチへ移動するも生者の世界に帰れなくなる。しかし、サムがこれまで出会った5人のデッドマン、ブリジット、ハートマン、ママー、ダイハードマンの協力によりサムを探し出すことに成功。探すことができた繋がりは、全ての始まりであるブリジットが2発の弾丸を発射したリボリバーだった。5人の協力によりサムは無事に生者の世界へ帰還することができた。

 

帰還したサムは、最後の仕事「B.B28号(ルー)の焼却」を請け負う。しかし愛着の湧いていたルーを生かすべく、生存率30%のポッドからの解放を選ぶ。サムは息を吹き返したルーを自分の子供として育てる新たな人生がスタートした。

人物

アメリ(サマンサ・アメリカ・ストランド)

ブリジットが20歳の時に子宮癌で床に伏せた時に魂だけがビーチに分離された存在。絶滅夢を見て人類の絶滅を知り、絶滅体として覚醒する。肉体は存在せず魂だけの存在となっているので不老不死になっている。ラスト・ストランディングを起こすべくサムにカイラル通信を接続させるが、本当はサムにラスト・ストランディングを止めてもらいたかった。

ブリジット・ストランド

20歳の時に子宮癌を患い、魂がビーチへと分離してしまうが身体として残った存在。マンハッタン島消滅時間で前大統領が死亡したことをきっかけに、アメリカ大統領となり凍結されていたB.Bを復活させ、アメリカ大陸をカイラル通信でつなぐ計画を進める。B.B研究の際にサムの父親であるクリフと当時妊娠していた脳死状態の奥さんを受け入れサムをB.Bとして救うが、B.Bサムがカイラル通信のシステムの一部として使われる事を知ったクリフに逃亡されそうになる。クリフを追い詰めたダイハードマンとブリジットだが、ブリジットが放った2発の弾丸でクリフとB.Bサムが死亡してしまう。アメリによってB.Bサムが蘇生されるが、母親が完全に死んでしまったためB.Bサムは生存できなくなるため破棄が決定。しかし、ポッドから出しても生存できたB.Bサムをブリジットは自身の手で育てることを決意する。

サム

クリフとリサの間にできた子供。しかしまだ胎児の時に母親が脳死状態になり、ブリジットのB.B研究の検体となりB.Bとして生存できるようになる。クリフが施設から脱出する際に失敗し、ブリジットの放った弾丸で腹部を撃たれて一度絶命する。サムのビーチへ訪れたアメリの手によって蘇生するが、“帰還者”としてDOOMSとなってしまい死ねない体になる。

幼少期はブリジットに育てられ、第一次ブリッジズのメンバーとなり、結婚して子供(娘)を授かる。しかし、子供がお腹の中にいる時にヴォイドアウトが起こり妻とお腹の中にいた娘を亡くす。ヴォイドアウトが発生した当初その場にサムもおり、帰還者であるサム一人だけ生還してしまう。すでに名の知れた配達人だったがやる気が無くなり今に至る。

ブリジットのお願いでアメリを救出するために再び配達業を始め、相棒のB.B28号に産まれるはずだった娘の愛称“ルー”と名付ける。全てのカイラル通信をつなげアメリの策略を知ったサムは、アメリと「アメリを止める」事を約束していた事を思い出しラスト・ストランディングを止める。

かつて自身もB.Bだったことを知ったサムは、最後に焼却処分となったB.B28号をケースから出して自分の子供として育てることにした。

クリフ(クリフォード・アンガー)

かつて戦場で活躍していた兵隊。部下の中にダイハードマンもいた経緯がある。妻が妊娠して子供を授かると死ぬことが怖くなり退役する。しかし妻は脳死状態となりお腹の子供だけ救うべくブリジットの研究施設に預ける。そこでダイハードマンと再開するが、救った赤ん坊がB.Bとしてカイラル通信に利用されることを知り脱走を試みる。ダイハードマンの協力もあったが脱走は失敗し、ブリジットの放った弾丸で死亡する。

死後、クリフの執念はビーチに囚われ、特殊な複合ビーチで亡霊となりB.Bを求めてサムを呼びつけ始める。クリフは復讐ではなく子供の無事を願っているだけなので、サムが息子だと気づいた3度目の接触の時に無念を晴らすことができて成仏した。

クリフはアメリやヒッグスでも制御できないイレギュラーな存在である。

ダイハードマン(ジョン・ブレイク・マクレーン)

かつてクリフの部下だった。あらゆる戦場から生還することから死なない男として“ダイハードマン”の異名を持つ。しかし、実際はクリフのおかげで生還できていたことを後に理解し、クリフに恩義を感じている。退役後にブリジット大統領の補佐となりB.B研究にかかわる。そこでクリフと再開し、クリフ脱出の手伝いをするものの失敗。ブリジットに忠義があるダイハードマンは完全に裏切ることができずにクリフを追い詰める。最終的にダイハードマンが握っているリボルバーからブリジットによって2発の弾丸が発射され、クリフとB.Bサムを殺してしまう。

時は流れてブリジットが死亡した後、ブリジットの念願であるカイラル通信を繋ぐ計画をサムとともに進める。最後にはサムへ自身の罪を告白し、新アメリカUCAの大統領として奮闘する。

アメリカのためというよりブリジットが大好きで尽くしていた男だった。ちなみにDOOMSではなく普通の男である。

デッドマン

自身のことをフランケンシュタインの怪物だと言ったように、死んだ人間に新たな臓器をくっつけて生まれた人間。そんな境遇からか人とあまり関わっておらず友人もいないボッチ。しかし、カイラル通信をつなげるサムの旅に協力する中で他者との繋がりを感じて充実した生活を送るようになっていく。一度クリフのビーチへ訪れてB.Bと接続すると、B.Bに対して愛着を持つようになる。サムの旅の始まりから終わりまで一番優しい人物。

ハートマン

かつて妻子を失った際に、自らの心臓を止めてビーチへ妻子を探すようになった。何度も繰り返すうちに心臓が変化し、約20分で心臓が停止しAEDで自動的に蘇生する生活を送るようになる。心停止の際に他者のビーチへ行くことができ、ずっと妻子を探している。

ママー(モリンゲン)とロックネ

双子の姉妹。生まれる前は結合していたためか、出産後は共につながった状態で感情や思念を共有していた。ロックネが子供を産めない身体になった際に、ロックネの卵子と当時の恋人の精子を受け取ってママーが代理母出産を決行する。しかしママーが妊娠中にテロに巻き込まれママーとお腹の子供が死亡してしまう。その際にお腹の子供がBT化し、ママーをこの世に繋ぎ止めるが、B.Bと同様に生者と死者の中間のような存在になってしまった。

蘇生したママーはロックネと情報共有ができなくなりロックネと仲違いすることになる。状況が把握できなかったロックネだが、サムがママーを届けたことで全てを理解して最終的にママーとロックネは一つになった。ママーの身体は赤ちゃんBTのせいでカイラル濃度が異常になっており絶滅体と同じような状態にあった。死体もネクローシスすることは無い。

赤ちゃんBTとの臍帯を切った際に迎えに来た白BTはおそらくママー本人の魂だと思われる。

フラジャイル

フラジャイルエクスプレスの配達人で、かつてヒッグスと協力関係にあった。しかしヒッグスのテロ行為の犠牲となり一つの街を消滅させてしまう。その際に時雨を浴びており顔以外の全身が老婆のように消耗してしまっている。ヒッグスを恨んでおり、サムにヒッグスを生きて捕まえて自身で復讐したいと願っていたが手を下せなかった。DOOMSの能力としてビーチを利用した瞬間移動が可能で、他者も連れていくことができる。

おそらくサムに恋している。

ヒッグス・モナハン

初めは生活のために配達屋を初めた。元々はDOOMSではないが少しだけBTの気配を感じ取ることができた。あるときネクローシス化した遺体を運んでいる時に、遺体に反応するBTの気配とビーチが見えた。この能力が噂になり西側の配送組織の目に止まることになる。配達屋として人に必要とされることに繋がりを感じていた。しかし、過酷な配達業の中、仲間が徐々に減っていき、自身のBT感知能力も衰え始めていることに焦りを感じ始める。いつしかネクローシス化した遺体が自身へ力を授けるものだと考えをこじらせ始め能力を維持するために人を殺すようになった。

配達業を続けているうちに西側を拠点とした民間配達組織のリーダーとなり、配達範囲拡大のためにDOOMSであったフラジャイルと協力関係になる。

そんな中、アメリと出会い、アメリのビーチと繋がることができる赤ん坊型の人形とBT用のセンサーを受け取る。これによってアメリと同様に絶滅夢を見るようになり大量絶滅する未来を理解する。アメリに心酔するも、アメリカ再建を願うアメリの思いとは逆に、抗うアメリの苦悩を取り除くために自らの手で人類を消滅させようとする。そして、何もしていないのにアメリと繋がっているサムを恨むようにもなる。ブリッジズの計画を阻止するためにセントラル・ノットにBTを出現させサムを都市ごと消滅させるがサムは帰還者だったので失敗。

サムが復帰し、カイラル通信を繋げながらアメリ救出を目指し始めた頃、アメリが絶滅体だと知ったヒッグスは自分を「絶滅体と世界を繋ぐ架け橋」だと思い始め独自に動き出す。それらの行動は結局空振りに終わり、サムはカイラル通信を繋げ、アメリの元までたどり着いてしまう。サムにボコボコにされたヒッグスは最終的に瞬間移動・BT操作・念力の能力をアメリから絶たれ無能力者に戻って我に返る。

アメリのビーチと強く繋がって干渉を受けているが、アメリに操られていたというよりはアメリのために好き勝手に暴れていた印象。

自身の育ての親を殺したり、BT感知のために人を殺しているサイコパスだが、ヒッグスはもしかしたらアメリのために動いたもう一人の主人公なのかも知れない。

ピザ配達の依頼主であるピーター・アングレールは彼である。最後に彼のシェルターへ訪れるとサムへの執着がとても良くわかる。

B.B23号(ルー)

調子が悪いので破棄が決定されていたB.B。かつて妻子を失った経験があるからかサムが救った。本来DOOMSであるサムはB.Bと接続はできないはずだがB.B23号と適合して接続が可能になる。それはサムが“帰還者”として死と生の間にいる、またはかつてサムもB.Bだったから接続できたのかは不明。

最終的には酷使されすぎて母体と接続できない時間が増えたため、B.Bとして機能停止してしまったため焼却破棄になる。しかし、デッドマンの計らいにより監視を切られた際にサムは生存率30%であるポッドからB.B23号を出して命を救うことができた。その後はサムの子供としてサムに育てられる。

最後に娘の名前をそのまま付けていたことから恐らく女の子であると思われる。

世界観にかかわる用語

棒と縄

棒は悪いものと距離を置くための武器として利用されていた。縄はあらゆるものを引き寄せ、繋ぐことができる道具。最終的には棒として利用していた現代の銃という武器をサムを救うための縄として利用し、銃は武器として使う時代は終わったと若干皮肉っている。

繋がり

プレイ中に嫌というほど「繋がり」という言葉が出てくる。サムが他者と繋がること、孤立した世界の人々が繋がること、キャラクターの過去から引きずる他者との繋がり、そしてプレイヤー間の繋がり。繋がることで助け合うことができるが、その中には嫌なことも発生してしまう。それでも作中は繋がりをテーマに世界中をカイラル通信で繋がることができた。

しかし、サムはアメリとの繋がりを経つことで新しいルーという繋がりを得ることもできた。そして皮肉なことに世界を繋いだカイラル通信は何人もの赤ん坊を人為的に生存させてシステム化することで成り立っているという恐ろしい世界でもある。

絶滅体

地球には過去5回の絶滅体が出現している。絶滅体はラスト・ストランディングを起こし物質を消滅させようとする。絶滅体に共通しているのはカイラル物質を多く含んだ臍帯がついていること。哺乳類以外も絶滅体として発生し、臍帯を持つ。過去の5回に渡る大量絶滅時期をビッグ5と呼ぶ(ビッグ5は実際の話し)。

絶滅体は物質を滅ぼすが、その度に絶滅の危険を乗り越えて生物は進化を遂げてきた。本来はビッグバンで発生してしまった物質を消そうとする存在だが、進化を促進させる役割としても機能してしまっている。

DOOMS

アメリのビーチから影響を受けている特殊能力者の呼び名。サムは特殊でアメリからB.B時代に直接蘇生してもらったことから“帰還者”として不死になっている。

通常の人間はカイラル汚染の恐れがあるが、DOOMSは耐性がある。

B.B(ブリッジベイビー)

B.B研究は脳死状態の母親から胎児を切り離す際に、医師が臍帯を触ってヴォイドアウトを起こしたことがきっかけになる。医師が臍帯に触れた時「奴らが見える」という証言をしており、後にBTの事だと判明。脳死状態の母、胎児、臍帯、これらの条件を再現すればBTを感知でき、デス・ストランディングの解決に活用できると思われた。しかし研究の際にヴォイドアウトが起こりマンハッタン島が消滅したことによりB.Bの研究は凍結された。その際に当時の大統領が体消滅に巻き込まれて死亡している。

しかし副大統領だったブリジットがに大統領に就任し、カイラル通信として利用するために研究を極秘裏に再開させることになった。表向きはテロリストが持ち出したことになっていたが、サムの行っているカイラル通信接続の旅はすでにブリジットが進めていたB.B研究の結果があったからこそだった。

B.Bは定期的に脳死状態の母体と接続しなければ生存できない。ポッドから出せば生存できる可能性があるが、生存率は30%である。

カイラル通信

B.Bを利用してビーチに大容量データを送ることが可能になった通信技術。ブリジットの指揮のもと開発された。ビーチでは時間が異なるため大量のデータでも瞬時に届くという仕組みになっている。

カイラル通信を実現するためには各地の拠点の設備にB.Bを組み込む必要がある。つまり脳死した母親の赤ちゃんを利用した非人道的な生体通信網となる。

カイラリウム

ビッグバンにより宇宙が誕生したときから存在しているとされ、その当時から時間が経過していないと考えられている別次元の粒子。ビーチと共に発見された粒子で、デス・ストランディング発生以前には確認されていない。しかしビッグファイブの時に絶滅体・タールなどが出現しているため、存在するがただ観測できなかっただけのようである。

カイラリウムからはカイラル線が出ており、人の精神や肉体に影響を与える。カイラル汚染された人間は、悪夢などで睡眠障害に悩まされ、自律神経やホルモン分泌に異常が生じる。免疫力が低下し、生命力を奪っていくため最悪な場合、死に至る。

精神に作用した場合は、破壊衝動や自殺衝動を誘発。ミュールはカイラル汚染によって精神に異常をきたした人達である。

カイラル汚染を緩和するにはカイラル物質との接触を控え、達成感や高揚感、感謝されたり褒められることが重要です。その一つが「いいね!」である。

空に浮かんでいる5人の影

5人の影が浮かんでいるシーンは覚えている限りオープニング、そして最後のサムが一人ぼっちだったビーチだけだったと思います。これはどちらもサムが一人ぼっちでいる“サムのビーチ”でしか見られていないのかと。そしてそのシーンではデッドマン、フラジャイル、ダイハードマン、ハートマン、ママー(ロックネ)の5人がサムをビーチから現実世界に戻そうとしている時です。

つまりあの空に浮かんでいる5人の影はデッドマン、フラジャイル、ダイハードマン、ハートマン、ママー(ロックネ)の5人だと思われます。黒い影なのでBTやビッグ5の絶滅体のように見えますが、そもそも臍帯があり一つの繋がりの象徴なのでサムと仲間の5人の繋がりがビーチに見えていたのではないでしょうか。

ビーチ

生と死の間にある場所。日本で言うところの三途の川。三途の川自体は仏教の話だが、同じような考えは西洋にもある。本作では死んだ際に訪れる場所であり、人によってビーチの世界は異なる。

上位のビーチ

人は一つのビーチを持っている。絶滅体であるアメリは全てのビーチと繋がることが可能なため、普通のビーチよりもひとつ上の存在。

クリフのいたビーチ

強い怨念のようなものが混ざって作られた複合ビーチ。成仏できない魂が停滞する地獄のような場所かもしれない。

BT

黒BTは生者を取り込もうとする存在。肉体から離れた魂はビーチを通じてあの世に行くことで死ぬことができる。しかし、DSが起こったことにより肉体がネクローシス化するため魂が戻ってくる事を拒否するようになった。ネクローシスする前に焼却してしまえば魂は帰る場所がなくなったことを悟ってあの世に行けるが、ネクローシス化した遺体が残り自分の肉体を探してずっとこの世に留まるようになったのがBTだと言われている。

反物質を持っており、BTに飲み込まれることで物質と反物質の対消滅であるヴォイドアウトが起こって大規模な爆発が起こる。

白いBTは無害であり、アメリとヒッグスはこのBTを操ることができることから黒BTは絶滅体に協力するカイラル粒子で構成された魂のようなものかもしれない。

ネクローシス

人間が死亡して48時間以上経過するとBT化してしまう現象の呼び名。ネクローシス化する時間は個体によって変わる。ブリジットは絶滅体であるためネクローシス化しない。またママーもBTとすでに臍帯がつながっていたためカイラル濃度が異常だったためネクローシス化しなかった。基本的に人が死ぬとBT化して生者を取り込みヴォイドアウトする可能性があるため焼却処分される。

ラスト・ストランディング

大規模なヴォイドアウトの事。アメリが起こそうとしたラスト・ストランディングはカイラル通信で世界をつなぎ、アメリのビーチと接続して一斉にヴォイドアウトを起こすことで人類が滅亡するほどの規模を発生させようとしていた。

ヴォイドアウト

生者がBTに飲み込まれることで起こる対消滅の大爆発。物質(粒子)と反物質(反粒子)がぶつかることで発生する大規模エネルギーにより大爆発を起こす。ぶつかった物質と反物質は完全に消滅し、発生したエネルギーが周囲を吹き飛ばす。

対消滅は現実世界に起こり得る現象である。実際には反物質を作り出すために大規模な加速器が必要なので難しい。
余談)それを可能にしたのが漫画ARMSに登場するジャバウォックである。

時雨(タイムフォール)

カイラル濃度が濃く、時雨が降るとその一帯はビーチとの繋がりが強くなる。時雨の雨は触れた物質の時間を奪ってしまう。しかし、一度物質に触れているとただの水に戻ってしまう。また、時雨が降る場合には逆虹が発生するが青色が抜けている。

時雨の時間を奪う効果はカイラル物質をコーティングすることで回避することが可能になっている。ただしカイラル物質が多すぎると人間の精神に異常が発生するデメリットも抱えている。

ビッグ5(ビッグファイブ)

かつて地球で発生した大規模な大量絶滅が5回発生しており、それをビッグファイブと呼んでいる。これは実際に現実世界にある名称です。本作ではアメリが6番目の大量絶滅を起こそうとする話です。そしてこの大量絶滅に生き残った生物が強烈に進化していく特徴もあります。

配達依存症

世界は通信回線と物流網で繋がり、AIとドローンのおかげで人が介入しない配送が可能になっていた。しかし、便利さの反面無人化という不安からドローン症候群を発症する人が増え続けた。そんな中、配達人は使命感と高揚感が高まり配達人たちは“配達依存症”と呼ばれる症状を発した。崩壊以前であれば問題なかったが、デス・ストランディングが起きた今、カイラル汚染で精神異常をきたし、配達人の自己目的化してしまったため、荷物に異常に執着するミュール達が生まれた。

ミュールとはそもそも配送組織の名称だった。現在の大手配送組織はフラジャイル・エクスプレスである。

人類は人との関わりを避ける

ネクローシス化、そしてヴォイドアウトを恐れ人々は人との関わりが少なくなっている。しかし、デス・ストランディングが起こる以前からその兆候があった。多くの人々が性的欲求や愛情を抱けないようになっている。全ての人がそうなった訳ではないがあらゆる人に恋愛感情を抱くパンロマンティックと言われる性的アイデンティティをもつ人も登場していった。

その結果、出生率が減少し、並行して性犯罪や性暴行も減少することにもなった。現実社会でも同様な研究結果が有り、平和になるほどに同性愛者が増えるというレポートなどもある。

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