2023年3月24日発売『バイオハザード RE:4』に関するゲーム紹介と、海外メディア:メタスコアの点数、そして評価レビュー情報をまとめています。
8.0
ユーザースコア
『バイオハザード RE:4』は、2005年に発売された『バイオハザード4』のリメイク版です。
このゲームは、進化したグラフィックスと「RE:」シリーズ特有の爽快感あふれるアクションシステム、新しいストーリー展開と人間ドラマが特徴です。オリジナルの「バイオ4」を愛するプレーヤーにとっても、新たな魅力が詰まった作品となっています。
発売日 | 2023年3月24日 |
対応ハード | PS4, PS5, Xbox one, XSX|S, PC |
開発元 | カプコン |
ジャンル | サバイバルホラー |
『バイオハザード RE:4』のゲーム紹介
グラフィックスの進化について
『バイオハザード RE:4』は、その進化したグラフィックスで特に注目を集めています。キャラクターとクリーチャーのデザインは、リアルで美しいビジュアルに生まれ変わり、プレイヤーを魅了しています。このグラフィックスの進化は、ゲームのホラー要素を強化し、より没入感のある体験を提供しています。薄暗く不気味なステージ設計や、恐怖を煽るオブジェクトの描写が、ゲームの雰囲気を一層高めています。
アクションとプレイ体験の進化
このリメイク版では、オリジナルのTPSアクションを基にしつつ、新しいアクション要素が加わっています。特に「ナイフ」を使用したアクションが強化され、敵との戦闘がよりダイナミックで緊張感あふれるものになっています。プレイヤーは、敵の弱点を狙い撃ちながら、メレーアクションを駆使して戦うことができます。これらの新しい要素は、ゲームプレイに新鮮さと深みを加えています。
ストーリーとキャラクターの充実
『バイオハザード RE:4』では、ストーリーとキャラクターが一層充実しています。新たなストーリーラインと人間関係の展開が、ゲームに新しい次元をもたらしています。キャラクターの性格や過去の背景に加えられた変更は、プレイヤーにより複雑で引き込まれる物語を提供します。これらの要素は、オリジナル版のファンにも新しい発見をもたらし、ゲームの世界への没入感を深めます。
『バイオハザード RE:4』の評価レビュー
- リメイクによるグラフィックの向上
オリジナルの雰囲気を保ちつつ、現代の技術でグラフィックが大幅に向上しています。 - 改善されたゲームプレイ
より滑らかな操作性と新しいゲームプレイ要素が追加され、プレイ体験が向上しています。 - 緊張感あるストーリー
オリジナルのストーリーを忠実に再現しつつ、新たな要素が加わり、より深みのある物語になっています。 - サバイバルホラーとしての完成度
恐怖とサスペンスが高まり、サバイバルホラーとしての魅力が増しています。 - 新しい要素の追加
オリジナルにはなかった新しい要素が追加され、新鮮な驚きや発見があります。
プレイヤーはゲームの操作性が抜群に良く、キーボードとマウスにも適している点を高く評価しています。また、飛ばせないムービーがなく、周回プレイの障壁が少ないため、何度もプレイする楽しさがあるとのことです。原作を知っている人にとっては、新鮮なトリックや裏切りが感じられる点も魅力的でした。
ゲームのグラフィックとサウンドデザインがPS5の技術を活用しており、非常に高品質であることが評価されています。リアルなテクスチャーや光の表現、細部までこだわったサウンドがゲーム体験を引き立てているとの意見がありました。また、ゲームプレイにおいても、新しいシステムやストーリーの調整が一部のファンには受け入れられる可能性があるとされています。
総じて、バイオハザード RE:4は操作性、グラフィック、サウンドデザインの面で高い評価を受けており、原作のファンにも新しいプレイヤーにも楽しめる内容となっているようです。
- 一部のパフォーマンス問題
特にPS4版でのフレームレートの低下やテクスチャの問題が報告されています。 - 一部の操作性の問題
新しい操作システムに慣れるまで時間がかかる可能性があります。 - オリジナルのファンには物足りない変更
オリジナルのファンには、変更点が物足りないと感じられる可能性があります。 - 一部の敵のバリエーション不足
敵の種類や挙動に多様性が欠けると感じる場合があります。 - 一部のシーンの削除
オリジナルにあった一部のシーンが削除されていることに不満を感じる可能性があります。
ゲームのゲーム性がオリジナル版とは大きく異なり、特にエイミングのカタルシスが失われたことが指摘されています。プレイヤーは敵に圧倒され、主導権を握ることが難しいと感じているようです。また、ディレクターの変更によるゲームの趣向の違いに対する不満も見受けられました。
新しいリメイク版がオリジナルの持つ魅力に完全には及ばないとの意見がありました。グラフィックとサウンドデザインは高品質であるものの、新しいシステムやストーリーの調整が一部のファンには受け入れられない可能性があるとされています。また、既にオリジナル版をプレイした人にとっては、新鮮味がなく、期待に応えることができなかったという声もありました。
総じて、バイオハザード RE:4は技術的には優れているものの、オリジナル版のファンには新しい要素が必ずしも受け入れられていないようです。ゲームプレイの変更により、オリジナルの魅力が失われたと感じるプレイヤーもいることが明らかになりました。
総評
バイオハザード RE:4に関する好評と不評のレビューは、ゲームの多面性を示していると考えます。好評のレビューでは、操作性の良さ、高品質なグラフィックとサウンドデザイン、そして原作に対する新鮮なアプローチが評価されています。これらの要素は、ゲームが技術的に進化し、新しいファン層にもアピールできることを示しています。
一方で、不評のレビューは、ゲームプレイの変更やストーリーの調整が一部のファンに受け入れられていないことを示しています。特に、オリジナル版のファンからは、新しいリメイク版がオリジナルの持つ特有の雰囲気やゲームプレイの楽しさを損なっているとの意見がありました。
これらのレビューは、リメイクや続編の難しさを浮き彫りにしています。オリジナルのファンを尊重しつつ、新しい技術やアイデアを取り入れることは、ゲーム開発において常に挑戦です。バイオハザード RE:4は、そのような挑戦の中で生まれた作品であり、異なる視点からの評価が存在するのは自然なことだと思います。最終的には、プレイヤーの個々の好みや期待によって、ゲームの受け止め方が異なることを示しています。
評価スコア&レビューコメント
高評価メディア
GamesHub|
100- オリジナルを忠実に再現しつつも、これまで以上にまとまりのある現代的でスリリングなアドベンチャーに仕上がっている
- オリジナルの強みを強化し、ストーリーの整合性を調整されている
- アシュリーは強化され「乙女」ではなくなっている
- オリジナルから削除された部分もあるが気にならない
- 弾薬が不足気味でサバイバル感が増している
- ナイフの利便性が向上しているが耐久性に気をつける必要がある
- レオンの制限された行動などシステムのせいで一部難易度の高いシーンがある
TheGamer|
100- リメイクは小さな不満や焼き増し部分を指摘したくなるがそれがない
- 期待を全面的に上回っている
- バイオハザードリメイクの中で最高の出来栄え
- 導入シーンは同じ懐かしさを感じるが、すぐに再構築されたステージになっており新たに楽しめる
- ナイフの活躍が増えたためアクションパターンが増えている
- アシュリーへ指示ができるようになったので原作ほど苛立たしくない
- ほぼ全てのボス戦が大幅な改良をされている
- ボリュームがありすぎてダレる。特に最後の数時間はペースが遅い
- 原作ほどではないが長い護衛パートが退屈で面倒に感じる
Meristation|
90- 原作を尊重して素晴らしいアクションゲームになっている
- 操作の快適さは向上しているが緊張感や恐怖へのストレスは低下していない
- アクション操作は原作よりレスポンスが良くなっている
- バイオハザード2リメイクの時ほど勇敢なリメイクはされていない
- エイダとのストーリーは追加されていないのが残念
- 追加されたサブクエなどが淡白
Gamereactor UK|
80- ホラーの表現がよく快適に動作する
- 読み込みは瞬時とは言えないが非常に高速
- 過去作をプレイ済みのプレイヤーはグラフィック面だけでもプレイするだけの価値がある
- 以前よりホラー感が増している
- 改良されたインベントリと作成システムは歓迎すべき変更点である
- サイドクエストが中途半端に感じる
- いくつかのグラフィックにバグがあるがデイワンパッチで解消されるレベル
- ガンプレイは満足の行くレベルではない
低評価メディア
DualShockers|
70- メインキャラが生き生きとしている
- オリジナルで知られているような熱意が奇妙なほど欠けている
- 操作性の説明が不十分
- 陰湿でありつつコメディーなホラーは無くなった
- バイオハザード4』が時代を超えた作品であるのに対し、『バイオハザード4 リメイク』は時代の産物
Siliconera|
70- アクションゲームに近く、パリィシステムやステルスキルの導入により、よりバランスの取れたプレイヤー体験ができるようになっている
- アシュリーにヘルスプールがなくなり、代わりに無力化されるようになった
- 『バイオハザード2』と『バイオハザード3』のリメイク版を楽しんだプレイヤーには間違いなく魅力的な作品
- スピンオフタイトルのストーリーを言及している
- ドラマチックで、特定のボス戦のために素晴らしい雰囲気が描かれている
- 字幕の文字サイズを調整できるなど、アクセシビリティのオプションも充実している
- 興味深い新メカニズムを導入している一方で、アクションに軸足を置いているため、シリーズファンには賛否両論あるかもしれない
- ナイフパリィのタイミングに一貫性がないため慣れるまで時間がかかるプレイヤーがいるかもしれない
- ゲームの大半がナイフによるパリィを中心にバランスが取られているように感じられる一方で、ナイフの耐久度のせいで最も便利なツールを奪っている。耐久性を持たせるのは間違いであるように感じる
- 移動範囲が広がった分、レオンの動きが特定の敵よりいちじるしく遅く感じることがある
- 商人から受注できるサイドクエストを達成してストックや高性能なスコープなどをアンロックしなければいけないためプレイ時間を強要されている
- バイオハザード4をより現代的な感性で作ろうとした結果、オリジナルゲームの素晴らしさを置き去りにしてしまった
- 特定のキャラクターのボイスパフォーマンスは比較にならないほど不足している