『グランド・セフト・オート6』に続き、ゲームのベース価格は上昇する?アナリストが語る「需要の高いゲーム」に絞られる価格戦略の未来
2026年06月28日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
『グランド・セフト・オート6』の価格設定を巡り、ゲーム業界では今後、新作タイトルのベース価格が上昇する可能性が指摘されています。特に『マリオカートワールド』などの先行事例を踏まえ、アナリストたちは一部の需要が高いゲームにおいて、価格が上昇する傾向が強まると予測しています。ただし、すべてのゲームがこの価格帯に移行するわけではなく、あくまで「最も需要のあるゲーム」に限定される見込みです。
大作タイトルで顕著になる価格上昇の傾向
DFCインテリジェンスのデイビッド・コール氏によると、ゲーム業界は既にこの価格帯への移行を進めており、任天堂が様々な価格帯のゲームを発売する中でこの流れを主導してきました。しかし、この価格を維持できるのはほんの一握りのプレミアムゲームに限られるとのことです。つまり、『グランド・セフト・オート』や『スーパーマリオ』のような人気シリーズは、そのブランド力と盤石なファンベースがあるからこそ、高い価格設定が可能になると考えられています。ロックスター・ゲームスは、最初から多くのユーザーが期待する「最も需要の高いゲーム」にのみ適用される価格の先例を引き続き作っていくことになるでしょう。
今後のゲーム販売における多角的な戦略
アナリストのヨースト・ファン・ドリューネン氏も、新しい価格設定は「ごく一部のタイトルやフランチャイズ」に限定されると指摘しています。もし、その価格に見合う価値を提供できないゲームに高い価格を設定した場合、パブリッシャーは後悔することになるだろうと警鐘を鳴らしています。ゲームはますます「ラグジュアリーカテゴリ」になりつつあり、その経済は歴史的に「勝者がほとんどを占める」モデルを中心に展開されてきました。『グランド・セフト・オート6』はこの基準を再び引き上げる存在となるでしょう。この基準をクリアできるパブリッシャーはさらに先行し、そうでないパブリッシャーは、大作がリーチできないプレイヤーに到達するために、新しいチャネルやバンドル、価格モデルといった流通面で競争することになるでしょう。Kantan Gamesのセルカン・トト氏も、Take-Twoは2020年にすでに高価格帯を導入した最初のパブリッシャーであり、今回も業界の残りの企業がそれに追随すると見ています。