ソニーが『PlayStation』パッケージ版ゲームソフトの生産を2028年で終了すると発表し、ゲームファンに大きな波紋を広げています。デジタル化への移行は進むものの、所有権やアーカイブ化を巡る懸念も浮上。
2026年07月02日 | #ゲーム #発売 | Polygon
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2028年をもって、プレイステーションのパッケージ版ゲームソフトの生産を終了すると発表しました。これに伴い、ファンの間では怒り、不信感、そして懸念が広がっています。この発表は、デジタルゲームへの移行を推し進めるソニーの姿勢を示すものですが、過去のゲームプラットフォームのデジタルストア閉鎖の例もあり、ゲームの保存性や所有権に対する不安の声が多く上がっています。
パッケージ版終了で何が変わる?
ソニーの発表によると、PlayStation 5のゲームソフト販売において、すでに第4四半期の売上の85%がデジタル版を占めており、この数字がデジタル化への顧客の嗜好を裏付けているとしています。しかし、この方針転換はゲーム業界全体が直面している課題と重なっており、ゲームファンにとっては決して喜ばしいニュースではありません。デジタル版のみになると、ゲームの物理的なコレクションができなくなるだけでなく、アカウント停止のリスクや、将来的なストア閉鎖によるゲームへのアクセス喪失の可能性も懸念されています。
相次ぐ値上げとサービス停止
近年、ゲーマーを取り巻く環境は厳しさを増しており、AI需要による部品不足でコンソール価格が上昇しています。『PlayStation 5』も複数回の値上げを実施し、ゲームを保存するためのストレージコストも高騰しています。さらに、先月にはPlayStationのサブスクリプションサービスの値上げも発表されました。追い打ちをかけるように、PlayStation 3とPS VitaのPlayStation Storeが間もなく閉鎖されるというニュースも出ており、デジタルコンテンツの永続性に対する不安が現実のものとなっています。これらの状況から、ファンからは「ゲームの寿命が企業の都合に左右される」といった強い批判の声が上がっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パッケージ版生産終了 | 2028年から |
| PS5デジタル販売比率(直近) | 85% |