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度重なる大規模解雇に抗議の声上がる中、ゲーム『MindsEye』がファンイベント開催へ、元従業員らが本社前で抗議活動を予定

2026年07月09日 | #ゲーム #イベント | DualShockers

度重なる大規模解雇に抗議の声上がる中、ゲーム『MindsEye』がファンイベント開催へ、元従業員らが本社前で抗議活動を予定

スコットランドのエディンバラにあるBuild a Rocket Boy本社で、同社が開発するゲーム『MindsEye』のファンイベントが今週末に開催されます。このイベントでは、ファンを対象に飛行機代や2泊分のホテル代を会社が全額負担するほか、スタジオスタッフとの交流の機会も設けられるとのこと。しかし、過去1年足らずで3度の解雇により400人以上の従業員を削減した会社が、このような多額の費用をファンイベントに投じることに、元従業員や労働組合IWGBのメンバーは強く反発しており、イベント当日の午前10時には本社前で抗議活動を行う予定です。

度重なる解雇と不可解な運営

『MindsEye』は2025年夏に発売されたものの、Metacriticで年間最低評価となる37点を記録し、批評家やプレイヤーからは「壊れた状態」と評されました。発売直後には100人以上の従業員が解雇され、さらに2026年3月には2度目の解雇が行われました。この際、共同CEOのマーク・ゲルハルト氏は、ゲームの評価が低かったのは「組織的なスパイ活動と企業妨害の動かぬ証拠があるため」と主張しています。同年5月には3度目の解雇が行われ、170人が職を失いました。この解雇は、スタジオが「妨害行為」を描いたとされる新しいキャンペーンミッションをリリースした直後のことでした。スタジオの創設者であり、元Rockstar Northの社長でもあるレスリー・ベンジーズ氏も同時期に会社を去っており、その状況は「計画された短期休暇」と公に説明されています。

ファンイベント開催への疑問と抗議活動

今回のファンイベントは、これらの状況とは切り離して考えることはできないと労働者たちは指摘しています。400人以上の同僚が職を失ったにもかかわらず、会社がコミュニティメンバーのために飛行機代やホテル代に多額の費用を費やすという決定に対し、労働者たちは異議を唱えています。IWGBは声明の中で、今回のプレイテストでは、通常専門スタッフが担当するテスト業務をコミュニティメンバーが行うことになると指摘しています。さらに、長年勤めていたコミュニティチームのメンバーが削減された後、正式な面接プロセスや求人広告なしにプレイヤーが採用されたことも明かされています。これらが通常の慣行であるかどうかはさておき、過去1年の出来事を踏まえると、良い印象は与えません。IWGBはすでに、Build a Rocket Boyに対して別の法的措置を取っています。今年初め、労働者デバイスにキーストローク記録、メール監視、ファイル追跡が可能な従業員監視ソフトウェア「Teramind」が、彼らの知らないうちにインストールされていたことが判明し、組合は訴訟を起こしました。ソフトウェアはその後削除されましたが、法的手続きは継続中です。

過去の経緯とスタジオの対応

『MindsEye』の発売前から、事態は順調ではない兆候が見られました。ネガティブな先行プレビュー、発売2週間前の2人の最高責任者の退任、そして深刻な技術的問題を抱えたゲームプレイのリークなどがありました。その後に続いた「妨害」という説明は、混乱に拍車をかけました。2025年10月には、93人の現・元従業員がスタジオの経営陣を直接非難する公開書簡に署名し、「これらの解雇は、長年の経験を持つ従業員の声に耳を傾けることを繰り返し拒否したために起こった」と述べています。今回のファンイベントは、Build a Rocket Boyが『MindsEye』の最新ビルドを巡る勢いを構築しようとする試みとされています。しかし、これまでの状況を考慮すると、それが合理的なビジネス判断なのか、それとも場違いな判断なのかは、抗議活動によって公に問われることになるでしょう。スタジオは、計画されているデモについてはコメントしていません。IWGBには、他の組合のメンバーや「一般市民」も参加するとのことです。抗議活動は、土曜日の午前10時、エディンバラのオフィス前で行われます。

項目 内容
発売日 2025年6月10日
開発元 Build A Rocket Boy
ジャンル アクション、アドベンチャー、サードパーソン・シューター