← 最新記事一覧

『MindsEye』開発元BARBの元従業員が会社オフィス前で抗議活動を計画、大規模な人員削減後の「全費用会社負担プレイテストデー」に異議を唱える

2026年07月09日 | #ゲーム #イベント | IGN

『MindsEye』開発元BARBの元従業員が会社オフィス前で抗議活動を計画、大規模な人員削減後の「全費用会社負担プレイテストデー」に異議を唱える

MindsEyeの開発元であるBuild a Rocket Boy(以下、BARB)の元従業員たちが、会社オフィス前で抗議活動を計画していることが明らかになりました。今回の抗議は、BARBが主催する「全費用会社負担のプレイテストデー」に対して行われるもので、元従業員たちはこのイベントの実施に異議を唱えています。

抗議活動の背景と組合の主張

IWGBゲームワーカーズユニオンによると、抗議活動は現地時間7月11日(土)午前11時に、スコットランドのエディンバラにあるBARBオフィス前で実施される予定です。ユニオンは、BARBがこの週末にファンをスタジオに招き、新作『MindsEye』の新機能を体験させるために旅費まで負担していると主張しています。今回の抗議は、過去1年間の大規模な人員削減や、従業員の監視、組合員のブラックリスト化、解雇への対応など、労働者と会社の間の広範な紛争を背景に行われます。ユニオンは、解雇されたBARB従業員とその支援者を含め、約20人が抗議活動に参加すると予想しています。

会社側の見解と『MindsEye』の現状

BARBはIGNに対し、「今週末、コミュニティイベントを開催します。これは、ゲーム制作システム『Arcadia』と、初期から私たちを支えてくれたクリエイターたちへの継続的なコミットメントの一環です。クリエイターたちが新機能を直接体験し、フィードバックを共有することは、ゲーム開発において確立された重要なプロセスであり、そのフィードバックは私たちにとって最も重要なインプットです」と声明を発表しています。しかし、『MindsEye』は昨年7月のリリース当初から問題を抱え、BARBは300人規模の英国従業員に解雇の可能性を通知していました。リリース直後には、パフォーマンス問題、グリッチ、AIのバグなど、多数の課題が報告され、BARBは「心が痛む」と表明し、一連のパッチで問題を修正すると約束していました。

『MindsEye』の失敗と再起動の試み

ストーリー主導型のアクションアドベンチャーゲーム『MindsEye』は、当初『Everywhere』の一部として開発されていましたが、BARBは最終的に『MindsEye』に焦点を当てることを決定しました。しかし、ゲームは商業的に成功しませんでした。リリース後、CEOのLeslie Benzies氏は、スタジオが『MindsEye』を再起動させると従業員に伝え、その不振を内部および外部の妨害行為のせいにしました。BARBは「Blacklisted」アップデートで『MindsEye』を再起動しようと試みましたが、状況を好転させるには至らず、Steamでの24時間ピーク同時接続プレイヤー数はわずか48人にとどまっています。