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任天堂の宮本茂氏が短期的な利益追求を「大きな失敗」と批判!『マリオ』の生みの親が語るゲーム開発の本質とは?

2026年07月23日 | #ゲーム | GamesRadar+

任天堂の宮本茂氏が短期的な利益追求を「大きな失敗」と批判!『マリオ』の生みの親が語るゲーム開発の本質とは?

任天堂の宮本茂氏が、ゲーム開発における短期的な利益追求やトレンド重視のアプローチに対して警鐘を鳴らしました。同氏は、本当にプレイヤーの心に響くゲームは、利益やグローバルなアピールを追いかけることから生まれるわけではないと指摘しています。マリオのようなキャラクターが世界中で愛される理由についても触れ、「ヒゲのおじさんがなぜこれほど売れるゲームになったのか」と自身も不思議に思っていると述べつつ、その鍵は「楽しいゲームと一緒に紹介されたこと」にあると分析しています。任天堂の開発は、まず根本的なアイデアからスタートし、現在の市場トレンドを追うだけではない独自のアプローチを重視しているとのことです。

短期的な利益追求は「大きな失敗」

宮本氏は、「費用回収」や「減価償却」といった言葉に嫌悪感を抱いていると明かしました。「すぐに儲かるのか?」という問いを常に抱いていると、ユニークで幅広い魅力を持つものは作れない、と断言しています。プロジェクトに出資する人々は巨額の富を得るために投資しているにもかかわらず、「投資を回収できた」とか「短期的な利益」といったことを祝うのはおかしい、というのが宮本氏の考えです。「もしそのためだけに多くの人々の才能をすり減らしたのなら、それは大きな失敗だと感じます」と、厳しい言葉で批判しています。

開発者の個性を尊重する任天堂のアプローチ

宮本氏は、任天堂の社員から「何をすべきか」と尋ねられた際、最も重要視するのは「自分が作ったゲームであることを示すアイデアにすること」だとアドバイスしているそうです。これは日本の多くの著名な開発者にも共通する考え方で、例えば神谷英樹氏、桜井政博氏、小島秀夫氏といったクリエイターが手掛けたゲームは、プレイすればすぐにその個性が伝わってきます。『ゼルダの伝説』や『ピクミン』なども、宮本氏自身の経験がプロジェクトに反映された結果として誕生しました。また、任天堂が近年多くのリメイク作品を出していることについても言及しつつ、ほとんどの人がオリジナル作品を5年以内にプレイしなくなっている現実があるとも語っています。