元ディズニーCEOマイケル・アイズナー氏、人気ゲーム『キングダム ハーツ』の制作承認を「なぜ承認したのか覚えていない」と発言、当時の舞台裏も明らかに
2026年07月24日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
元ディズニーCEOのマイケル・アイズナー氏が、人気ゲームシリーズ『キングダム ハーツ』の制作承認について「なぜ承認したのか覚えていない」と発言し、ゲーム業界に衝撃を与えています。アイズナー氏は、自身が出資する新たなゲーム開発会社Delphi Interactiveのプロモーションイベントでこの事実を明かしました。Delphi Interactiveは、IO Interactiveの『007: First Light』の開発に携わり、Netflix版『FIFA World Cup: Launch Edition』を開発するなど、FIFAシリーズの復活を牽引しているとして注目を集めています。
『キングダム ハーツ』承認の舞台裏
アイズナー氏の記憶が曖昧だった『キングダム ハーツ』の承認について、当時のエピソードが公開されました。イベント終了後、ゲーム専門誌Game Fileの編集者であるスティーブン・トティロ氏がアイズナー氏に直接質問したところ、最初は「覚えていない」と答えたものの、東京での企画プレゼンテーションや、ディズニーとファイナルファンタジーのキャラクターが融合したという話を聞いて、ようやく思い出したとのことです。当時のディズニー日本法人に勤務していたセガCOOの宇都宮 崇人氏によると、『キングダム ハーツ』は当初、ディズニー本社からの正式な承認を得ていない実験的なプロジェクトだったにもかかわらず、スクウェア・エニックスが積極的に開発を進めている状況だったといいます。宇都宮氏は、ベテラン社員から「承認されるはずがない」とプロジェクトの中止を進言されたものの、米国の上司やチームメンバーとの度重なる会議、徹底的な準備を経て、プレゼンテーションを成功させ、アイズナー氏から「この調子で頑張ってくれ」という激励の言葉をもらったそうです。
シリーズの現在と未来
マイケル・アイズナー氏がディズニーを退任した2005年以降も、『キングダム ハーツ』シリーズは進化を続けています。この20年間で、様々なプラットフォームで新作がリリースされ、待望のナンバリング最新作『キングダム ハーツ4』の発売も控えています。一方で、開発中止となるプロジェクトもありました。直近では、昨年『キングダム ハーツ ミッシングリンク』が開発チームの「ファンの期待に応えられない」という判断で中止されましたが、今月初めにはそのオープニングとみられるリーク映像がオンラインに登場しています。映像には、キーブレードを振る宇宙飛行士が巨大なハートレスと戦う様子が映し出されており、ファンからは期待の声が上がっています。