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『ゴッド・オブ・ウォー』生みの親が語るPlayStationディスク生産停止の理由——大多数のユーザーのニーズが少数派を上回るとの見解

2026年08月04日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | GamesRadar+

『ゴッド・オブ・ウォー』生みの親が語るPlayStationディスク生産停止の理由——大多数のユーザーのニーズが少数派を上回るとの見解

SIEが2028年までにPlayStationの新規ゲームソフトのディスク生産を停止する決定について、賛否両論が巻き起こっています。そんな中、『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズのクリエイターであるデビッド・ジャッフェ氏が、多くのユーザーのニーズを考慮すれば、この決定は理にかなっているとの見解を示しています。

デジタルシフトの背景にある「大多数のニーズ」

ジャッフェ氏は、一般的に「顧客は常に正しい」というビジネスの原則があるものの、顧客が異なる要望を持っている場合には複雑になると指摘しています。今回のディスク廃止の件に関して、氏は「少数の顧客のニーズよりも、大多数の顧客のニーズが優先される」という考えを示しており、これはデジタル販売が物理販売よりも人気を集めている現状の販売データに基づいています。実際、最近の報道では、今年に入って米国で10万本以上の物理版が売れたPlayStationゲームはわずか7本だったとのことです。

利益率とユーザーの選択

元スクウェア・エニックスのビジネス開発ディレクターも、物理版ゲームの製造コスト、盗難、欠陥ディスクといった「失われた利益」を考慮すると、プラットフォームやパブリッシャーにとって、同じ価格で販売されるデジタル版の方が利益率が高いと述べています。氏は、もしユーザーが物理版をそれほど重視するのであれば、もっと高額を支払うはずだが、実際には「Sonyに費用を負担させたいだけ」と手厳しい意見を述べています。しかし、価格を決定するのはユーザーではないため、この意見は一概には受け入れられないかもしれません。

Sonyの決断と今後の影響

ジャッフェ氏の「大多数対少数」という点は、Sonyの判断の背景にあると推測されます。Sonyは先週、ディスク廃止の決定を再確認し、プレイヤーからの「強い意見」を認識しつつも、「事業への悪影響はない」としています。このことから、Sonyが限られた数のコレクターや物理メディア愛好家のために、今後も労力を投入し続けることはないだろうと結論付けられます。一部の研究では、PS5ディスクの34%、Xbox Series Xディスクの50%がダウンロードなしでは機能しないという調査結果もあり、物理版の価値が意図的に損なわれているとの指摘もあります。