『グランド・セフト・オートVI』、パッケージ版ディスクの発売中止は消費者にとって合理的な判断か?Take-Two CEOがその理由を説明
2026年08月07日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | IGN
Rockstar Gamesの親会社であるTake-TwoのCEOストラウス・ゼルニック氏が、『グランド・セフト・オートVI』(以下、『GTA VI』)のパッケージ版ディスクを発売しないという決定について、その正当性を主張しました。ゼルニック氏は、大規模なゲームにおいては、ディスク版が消費者にとって「あまり意味がない」と述べており、レコード盤と物理リリースを比較しています。
デジタル配信への移行とその利便性
ゼルニック氏によると、Take-Twoのビジネスは90%以上がデジタル配信であり、すでにデジタルビジネスに移行しているとのことです。特に大規模なゲームでは、ディスク版は消費者にとってメリットが少ないと指摘しています。多くのゲームは結局オンラインでの登録が必要になるため、すでにインターネットに接続しているユーザーにとっては、デジタルダウンロードもディスク版も利便性は変わらず、むしろデジタルの方が手間がかからないとしています。この傾向はゲーム業界全体の流れであり、ソニーも同様にこの方向性を理解しているとTake-Twoは考えています。
パッケージ版の今後と業界の動向
今後もすべてのパッケージ版がなくなるわけではないとしており、音楽業界におけるレコード盤のように、一部の物理版は存在し続ける可能性を示唆しています。しかし、それ以外の多くの場合は、物理版の提供は合理的ではないとの見解です。ソニーが2028年からPlayStationのパッケージ版ディスク生産を中止する決定について、ゼルニック氏は直接的な言及は避けたものの、この動きはビジネスに悪影響を与えていないとし、今後もこの方針を維持するとしています。このソニーの決定に対しては、ゲームコミュニティから強い反発があり、ゲームの保存性や所有権に関する懸念が表明されています。英国のデジタルエンターテイメント・小売協会(ERA)は、ソニーの決定を「企業の利便性が消費者の選択に勝利した」と批判しています。