『GTA 6』の発売を前にRockstarが新たなMOD規約を公開、追加ミッションや移植を禁止
2026年09月21日 | #アップデート | GamesRadar+
『GTA 6』の発売を控えるRockstar Gamesが、ファン制作コンテンツに対する新たなMODガイドラインを公開しました。公式の物語やキャラクターを拡張するMOD、作品間の要素を組み合わせるMOD、未対応プラットフォームへの移植などを禁じる内容で、これまでの大型MODの多くに影響する可能性があります。コミュニティからは、創作の自由を大きく制限するものだとして反発が出ています。
公式設定の拡張や作品間の要素移植を禁止
Rockstar Gamesは今回のルールを、プレイヤーとコンテンツ制作者にとって「楽しく、創造的で、歓迎される場所」を維持するためのものと説明しています。そのうえで最初に掲げたのが「自身のゲームを尊重する」という方針です。同社は、自らが作った世界、キャラクター、物語がゲームの公式設定を構成しており、ほかの利用者がゲームやブランドをどう扱うかについて制限を設ける権利があるとしています。
具体的には、公式のストーリーライン、プロット、ミッション、キャラクター、その他の既存設定を拡張・変更するMODを作らないよう求めています。さらに、あるRockstar作品のマップ、ロケーション、キャラクター、物語、ゲーム内アセットなどを別の作品へ持ち込むことも禁止しました。新たな町やNPC、野生動物などを追加する大規模な改変だけでなく、作品同士をつなぐタイプのファン制作コンテンツも対象になるとみられます。
コンソールや未対応機器への移植も対象
ガイドラインでは、Rockstarが公式にリリースしていないコンソール、ハードウェア機器、その他のプラットフォームでゲームを動作させるための改変も認めないとしています。単なるゲーム内要素の変更にとどまらず、別の環境で遊べるようにする移植行為まで明確に制限した形です。
この方針は、Rockstarが2023年に買収したFiveMとの関係からも注目されています。FiveMはGTA 5向けの大規模なロールプレイMOD基盤で、原文記事によると2026年3月にはSteamで同時接続プレイヤー数20万人を突破しました。公式設定を大きく変えるコンテンツや、作品の枠を越えて遊び方を広げる仕組みを抱える同社が、今回の規約をどのように運用するのかも焦点になりそうです。
ファンからは任天堂になぞらえた批判も
新ルールに対し、オンライン上のファンは歓迎していません。投稿者の1人はRockstarが「任天堂と同じ道を選んだ」と反応し、別のユーザーも「基本的に楽しみを許さないということだ」と批判しています。原文筆者も、一般的なMODの多くが公式設定の追加や変更に関わるため、今回の規約は影響範囲が非常に広いと指摘しています。
今後、とくに本作のMOD制作がどこまで認められるのかは不透明です。Rockstarは本作を11月19日に発売する予定ですが、記事ではPC版の展開時期には触れておらず、MODへの影響を考えるにはまずPC版の発売を待つ必要があるとしています。なお、今回のガイドラインが既存のMODへどの時点から、どの範囲で適用されるのかについて、記事中でRockstarから具体的な説明は示されていません。