Take-TwoのCEO、『GTA 6』の海賊版は「避けられない現実」と発言 必要なら法的・技術的対応を行う方針
2026年11月06日 | #その他 | GamesRadar+
Rockstar Gamesの親会社Take-Twoのストラウス・ゼルニックCEOが、『GTA 6』の海賊版問題について「Piracy is a fact of life」、つまり避けられない現実だと語りました。強く懸念しているわけではないものの、問題化した場合は法的対応と技術的対応の両方を行う考えを示しています。
「海賊版は現実の一部」とゼルニックCEO
ゼルニックCEOは、海賊版に関する質問に答える形で発言しました。大作の『GTA 6』は違法な再配布の標的になりやすいと見られていますが、同氏は海賊版を業界につきものの要素として受け止めています。
同氏は「あらゆるエンターテインメント業界に携わってきた」と述べ、映画業界では常時10〜20%程度が海賊版だと見ていたと説明しました。1994年から2000年まで在籍した音楽業界については、2000年代半ばには市場の80%が海賊版だったと言えるとし、現在はそこから大きく減ったと語っています。
懸念はあるが、ハード面の事情が抑止に
ゼルニックCEOは、ゲームやエンターテインメントのあらゆる面を心配しているのと同様に、海賊版にも懸念があると認めています。一方で、現代のハードウェアではファイルサイズが大きいことや、ソフトを動作させる難しさがあるため、海賊版は自然と抑えられる面があるとのことです。ただし、すべての人を思いとどまらせるわけではないとも述べました。
「何も問題がなかったわけではありません」とゼルニックCEOは話し、問題になった場合は他の企業と同じく、まず法的な手続きで、続いて技術面でも対処するとしています。両方に取り組む必要が出てくるとの見方です。
過去にはGTA 5の非公式マルチプレイ基盤を停止
GamesRadar+は、Take-Twoが強硬な姿勢を取ることもあると指摘しています。今年前半には、『GTA 5』の非公式マルチプレイヤー用プラットフォームが閉鎖されました。同メディアは、ゼルニックCEOの発言から、シリーズ6作目の本編に伴って海賊版などの動きが活発になることを、同氏が甘く見ていない様子がうかがえるとしています。
また原文筆者は、Rockstarは何人のファンが無料で入手しようとしても、収益への影響が小さいスタジオの1つだろうと推測しています。