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Take-Two CEOが『GTA 6』の度重なる延期に言及、「出荷してから販売停止に追い込まれた」例を挙げて判断の正当性を主張

2026年11月05日 | #発売情報 | GamesRadar+

Take-Two CEOが『GTA 6』の度重なる延期に言及、「出荷してから販売停止に追い込まれた」例を挙げて判断の正当性を主張

Rockstar Gamesの親会社であるTake-Twoのストラウス・ゼルニックCEOが、Wall Street Journalのインタビューで『GTA 6』の度重なる延期について語りました。発売日の11月19日まで2週間となるなか、ゼルニックCEOは延期の判断を擁護し、スケジューリングを優先して発売した結果、販売停止に追い込まれた他社タイトルの例を引き合いに出しています。

延期は「ミッションに沿った高くつく決断」

インタビューでゼルニックCEOは、延期について「非常に難しい決断」だったと認めています。一方で、「最高のエンターテインメントを作ることが使命であり、3本柱の戦略の1つが最も創造的であることなら、その使命と目標のために、コストがかかり不都合な決断を下さなければならないときもある」と述べました。

さらに同氏は、「立派な理念や戦略、企業文化を掲げている会社は多いが、いざという場面で、それと相反することをしてしまう」とも語っています。ただし、誰かに頼まれたら何でも承諾するという意味ではないとし、Take-Twoの別のタイトルについては逆に「いや、予定どおり出荷する」と判断した例があったと明かしました。そのうえで「ありがたいことに私の判断は正しかった。間違っていたらと思うとぞっとする」と付け加えています。

名指しを避けた競合への言及

ゼルニックCEOは、逆の立場を取った場合に何が起きるかが忘れられがちだと指摘しました。「スケジュールに盲目的にこだわり、何があろうと出荷するというやり方です」としたうえで、「競合を悪く言うつもりはないが、ビデオゲーム業界に詳しければ、ここ数年で非常に注目度の高い作品がこれに当てはまり、発売後にタイトルを引き揚げることになった」と述べています。

作品名は挙げていませんが、記事は『サイバーパンク2077』を指していると見ています。同作はバグだらけの状態で発売され、長年の期待が大きかっただけに失望を招きました。発売から1週間ほどで、CD Projekt Redはプレイステーションストアから一時的に販売を取り下げ、すでに購入した人への返金にも対応しました。

その後、同スタジオは状況を立て直し、多数のアップデートを経て同作は成功を収め、優れたRPGとして広く評価されています。それでも、発売時の混乱の影は今後もある程度つきまとうだろうと記事は述べています。

期待の高さと筆者の見方

『GTA 5』の発売から13年がたち、Rockstar GamesもTake-Twoも、『GTA 6』で同様の事態は避けたいはずだと記事は指摘します。筆者は、期待が非常に高いため、10点満点の出来だったとしてもファンの期待に応えられるのか個人的に気がかりだと述べています。それでも、準備が整ったと全員が確信できるまで発売を遅らせた判断は良い出発点であり、11月19日にRockstarが最善の状態で発売を迎えられることを期待しているとしています。