『Black Myth: Wukong』続編『Black Myth: Zhong Kui』はAIを使わない!クリストファー・ノーラン監督と「オデュッセイア」に触発された開発哲学とは?
2026年08月10日 | #発売情報 | GamesRadar+
人気アクションRPG『Black Myth: Wukong』の続編として注目される『Black Myth: Zhong Kui』の開発において、AI技術の活用が見送られる方針であることが明らかになりました。開発元のGame Scienceは、映画監督クリストファー・ノーラン氏の製作手法や叙事詩「オデュッセイア」にインスピレーションを受け、人間の創造性を重視した開発を続けていくとのことです。
開発方針はノーラン監督にインスパイア
Game Scienceの共同創設者であり、Black Mythシリーズのアートディレクターを務める楊奇氏が、中国のSNS「Weibo」でファンからの質問に答え、AIによるコンテンツ生成はデザインおよびアセット制作段階では使用しないと明言しています。氏によると、これはAIへの抵抗というよりも、最後まで自分たちの信念を貫くためだとしています。デジタル映像制作や3Dポストプロダクションが行き詰まりを見せる中で、ノーラン監督が「より古い技術を使って現状を打破している」ことに感銘を受けたと語っており、急いでAIを取り入れる必要はないとの考えを示しています。
AI活用は慎重な姿勢を維持
近年、ゲーム業界では生成AI技術の導入が加速しており、『Tomb Raider: Legacy of Atlantis』や『Call of Duty: Black Ops 7』など、多くのタイトルでAIアセットの利用が確認、あるいは疑われています。そうした中で、『Black Myth: Zhong Kui』が人間の手による創造性を重視する姿勢は、業界内外から高い評価を受けています。ただし、将来的にAIが開発プロセスの一部となる可能性も示唆されており、今後の動向には引き続き注目が集まりそうです。