『ファイアーエムブレム 風花のゆくえ』がシリーズの「呪い」を打ち破るか?先行プレイで判明した革新的な戦闘システムと壮大な物語の可能性を徹底解説!
任天堂の新たな戦略ゲーム『ファイアーエムブレム エンゲージ』の続編となる『ファイアーエムブレム 風花のゆくえ』が、これまでのシリーズの課題を乗り越え、最高の作品になる可能性を秘めていることが判明しました。先行プレイで10時間を体験したところ、ストーリーと戦闘の双方で高い完成度を誇り、過去作の弱点を克服していると評価されています。特に、これまでの『ファイアーエムブレム 覚醒』や『ファイアーエムブレム if』、『ファイアーエムブレム 風花雪月』、『ファイアーエムブレム エンゲージ』では、ストーリーが良いとマップが物足りなかったり、戦闘が良いとストーリーが残念だったりといった傾向がありましたが、本作ではその「呪い」が解かれ、あらゆる要素が高水準で融合しているとのことです。
大規模でスピーディーな新要素と進化した戦闘システム
本作はプロローグと4つのストーリーパスのうち5章をクリアした段階で、ゲーム全体としてはかなり大規模な作品になるようです。しかし、その規模に反して進行はスピーディーで、退屈さを感じさせません。ゲームの序盤から戦闘システムにおける新しい変更点や物語の重要な展開が惜しみなく提示され、プレイヤーはすぐにそれらを実践することになります。過去作のような丁寧すぎるチュートリアルは影を潜め、ゲームはプレイヤーの習熟度を信頼している姿勢を見せています。もちろん、初心者向けの難易度オプションや巻き戻しシステム、キャラクターが永久にロストしないカジュアルモードも搭載されており、幅広いプレイヤーが楽しめる配慮は健在です。
英雄のゲームと多種多様なキャラクター
プロローグの後には「英雄のゲーム」が物語の中心となります。これは、ダグダの摂政であるソレルが首都ダグシオンで開催する大規模な催しで、優勝者にはソレル自身が神であることから、どんな願いでも叶えるという特別な褒賞が用意されています。この都市にはダグダの神々が人々に混じって暮らしており、ディートリッヒ、レダ、カイ、テオドラの4人の英雄はそれぞれの理由でこのゲームに参加することになります。物語は非常に壮大で、プレイヤーはまだそのごく一部しか把握できないようですが、初期の段階から数々の謎や伏線が張られ、より大きな物語の断片が少しずつ提示されるとのこと。また、登場するキャラクターたちは非常に個性的で魅力的です。一癖も二癖もあるキャラクターたちが織りなす人間関係は、これまでのシリーズで培われたキャラクター造形のパターンに新たな深みと信憑性を加えており、プレイヤーを物語に引き込む大きな要因となっています。
探索要素と新たな戦闘メカニクス
メインストーリーミッションの間には、膨大な自由時間が用意されており、『風花雪月』のように訓練や交流、奉仕活動などに費やすことができます。加えて、ダグダ全土を探索できるワールドマップが登場し、まるで卓上ゲームのように一定の歩数で移動し、特別なイベントが発生する場所や、戦闘、ダンジョン、情報やアイテムが得られる村などを巡ることができます。時間の使い方はプレイヤー次第ですが、後悔した場合は章の初めからやり直すことも可能です。また、2017年の『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』に似たダンジョン探索要素も導入されており、戦利品や敵が配置された広大なエリアを探索します。ダンジョン内では、従来のターン制戦闘に似た「小競り合いバトル」が発生し、パーティー全体でHPと魔法の使用回数を共有し、特殊な連携攻撃や回復に「リンクポイント」を使用します。
武器システムの刷新とクラスの多様化
本作のタクティカルコンバットでは、これまでのシリーズで特徴的だった「三すくみ」が廃止され、新たなルールが導入されています。斧はダメージが高く命中率が低い、剣は追撃時にダメージが増加する、槍は騎馬ユニットに大ダメージを与える、格闘はダメージが低いが高い攻撃速度で多段ヒット、そして銃も格闘に近い特性を持つとのことです。これにより、特定のユニットタイプが魔法のスキルに関わらず、より多くの戦闘オプションを持てるようになります。また、クラスと武器には以前よりも多くの特殊スキルが用意されており、それらを使いこなすことで強力な組み合わせが生まれる可能性があります。多くのクラスで複数の武器タイプを使用できるようになり、例えばハンターは弓と剣、グラディエーターは剣、格闘、斧を扱えるなど、初期クラスから高い汎用性を持っています。
複雑さと効率を両立するマップデザイン
マップデザインは、過去作の複雑な目標を持つものと、単純にすべての敵を倒すタイプの両方が組み合わされています。ワールドマップで発生する後者のバトルは、単調に聞こえるかもしれませんが、新しいクラスのテストやキャラクターの経験値、支援レベル上げに最適で、しかも非常にスピーディーに進行します。戦闘アニメーションやマップへの切り替え、ユニットの移動速度は『風花雪月』の2倍の速さで、効率的にレベル上げができるよう工夫されています。ストーリー上の重要なマップは、初期の『ファイアーエムブレム』を思わせる複雑な構造と多様な目標を持ち、高リスク・高リターンの戦術が求められる場面も多いとのことです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 9月17日 |
| プラットフォーム | Nintendo Switch 2 |