『Marvel's Wolverine』ブラジルでの予約販売が割引クーポンの利用制限により中止に
2026年08月21日 | #ゲーム | DualShockers
ブラジルの小売店が、PS5向けタイトル『Marvel's Wolverine』の予約販売を停止したことが明らかになりました。この停止は、プラットフォームが提供する割引クーポンの利用を無効にするよう外部から要求されたためとされており、ゲーマーの間ではPlayStationが価格統制を行っているのではないかとの憶測が広がっています。
割引クーポンの利用停止が原因で予約を中止
ブラジルの小売店Gamer Hutは、大手ECサイトShopeeでの『Marvel's Wolverine』の予約販売を停止しました。Gamer Hutの公式声明によると、この決定は「外部からの厳格な要求」によるもので、Shopeeが提供する割引クーポンを無効にしない限り、ゲームを掲載できないとされたためとのことです。
Gamer Hutは、Shopee自体がこの制限の背後にいるわけではないと強調しており、Shopeeは通常、小売店の利益を損なうことなく購入者が割引を受けられるようクーポンを提供していると説明しています。Gamer Hutは、顧客の利益を奪うよりも、予約販売を完全に中止する道を選んだとしています。すでに予約済みの注文については、発売時にすべて履行されるとのことです。
憶測を呼ぶ「外部からの要求」
Gamer Hutの声明が公開されると、ゲームコミュニティは同社の消費者保護の姿勢を支持し、同時に「外部の存在」が誰であるかについて憶測を始めました。『Marvel's Wolverine』がPlayStationの独占タイトルであることから、多くのゲーマーはソニーが価格統制を強制していると非難しました。
しかし、一部のユーザーは、ブラジルでPlayStation、Xbox、Nintendoの物理版ソフトウェアとハードウェアの流通を担当する公式パートナーであるSolutions 2 GOに不満の矛先を向けました。約1年前、同社はShopeeやMercado Livreのようなマーケットプレイスでのクーポン利用が、実店舗での販売を阻害しないよう、物理版ゲームの予約ガイドラインを変更したと報じられています。このことから、厳格なクーポン制限が流通契約にすでに組み込まれている可能性も指摘されています。
残る謎とPlayStationの沈黙
さらに状況を複雑にしているのは、Solutions 2 GOの戦略がShopeeとMercado Livreの両方でクーポンを制限することであったとしても、『Marvel's Wolverine』はMercado Livreではプロモーション特典が有効なまま掲載されている点です。なぜ一方のプラットフォームだけが標的にされ、もう一方は手つかずなのか、ブラジルのゲーマーの間では疑問が残っています。
現時点では、PlayStationはこのオンライン上の憶測について公式なコメントを発表していません。今回の事態が誤解によるものなのか、流通パートナーとの摩擦によるものなのか、あるいは選択的なポリシーの適用によるものなのかは不明ですが、Shopeeで『Marvel's Wolverine』の物理版を割引価格で入手しようと考えている購入者は、今のところ別の方法を探す必要があるでしょう。