『Marvel's Wolverine』は9月15日発売 2026年秋の注目作を先行プレイ
2026年9月は、大型タイトルが相次いで登場するゲームシーズンとなります。なかでも注目されるのは、9月15日に発売される『Marvel's Wolverine』をはじめ、世界観やゲームシステムに大きな期待が寄せられている作品を、発売前に実際にプレイできる機会が設けられていることです。海外メディアIGNのプレビューでは、6作品それぞれのプレイ時間と、現時点で確認できた特徴が紹介されています。
9月15日に発売される大型アクション
Insomniac Gamesが手がけるMarvel's Wolverineは、同スタジオが過去8年間にわたって培ってきたスーパーヒーローゲームの経験を、ウルヴァリンを主人公とする作品へと展開するタイトルです。IGNのプレビュー担当者は、先行体験会で約2時間半プレイしたとしています。
Insomniac Gamesは、Spider-Manを中心とした作品で、アクション性とオープンワールドの設計を評価されてきました。一方で本作は、これまでの同スタジオ作品とは異なり、伝統的なリニア形式のAAAアクションゲームとして作られています。先行プレイの印象は大部分が非常に好意的だったものの、担当者は一部の疑問や懸念も残ったとしています。発売日は9月15日です。
Remedy作品らしい世界づくりを目指すControl Resonant
9月24日発売予定のControl Resonantでは、約2時間の限定デモが用意されました。先行プレイで重視されたのは、開発元Remedyの作品に見られる独特の世界構築、予想を裏切るレベルデザイン、そしてこれまで見たことのないものを提示する演出です。
IGNの担当者は、今回のデモでそれらを期待どおりに体験でき、失望しなかったとしています。本作については、単に既存シリーズの要素を受け継ぐだけでなく、舞台の見せ方やステージの構成によって、プレイヤーに未知のものを見せる方向性が注目されています。現時点では、先行デモを通じてRemedyらしい個性が確認できた、という評価です。
Fire Emblemシリーズは7年ぶりに新たな物語へ
Fire Emblem: Fortune's Weaveは9月17日に発売されます。Fire Emblem: Three Housesで描かれた世界への復帰作で、前作から7年ぶりに同じ世界を舞台とするタイトルです。
作品の構造にはThree Housesと共通する部分が多く見られる一方、開発元のIntelligent Systemsは、前作を特徴づけた要素をさらに広げています。プレビューでは、主要な英雄それぞれについて数章ずつプレイできたとのことです。その段階ですでに、担当者が気に入った新要素が複数確認されましたが、好意的には受け止められなかった要素も1つあるとしています。
つまり本作は、過去作の仕組みをそのまま再現するのではなく、Three Housesで確立された構造を引き継ぎながら、遊びの幅を拡張する作品として作られています。具体的な詳細は明かされていないものの、シリーズの世界観とシステムの両面で、前作からの発展が焦点になりそうです。
9月24日に集中する3作品
Silent Hill: Townfallも9月24日に発売されます。霧に包まれた町、緊張感のある空気のなかに置かれた謎めいたパズル、そして恐怖の背景にあるトラウマという、シリーズ特有のホラー表現を受け継ぐ作品です。先行プレイは約3時間に及び、担当者は本作がシリーズらしい恐怖を成立させているとしています。
本作で特に印象的なのが、シリーズでは新たな方向性となる一人称視点です。IGNの担当者は、かつてP.T.が完成していたらどのような作品になっていたのかを連想したと説明しています。一人称視点によって環境との距離が近くなり、物語だけでなく、恐怖を生み出すゲームプレイ要素にも没入しやすくなっているとのことです。当初はシリーズが試みる新しい方向の1つと考えていたものの、デモ終了後には続きへの期待が高まったとしています。
同じく9月24日発売予定のHot Wheels: Infinite Rushでは、約30分の先行プレイが行われました。選んだ車両でフィールドへ出ていく自由度が特徴で、Burnout Paradiseを思わせるオープンワールド型のレースと、Hot Wheelsのミニカー世界が組み合わされています。
探索を重視した構成は、玩具の世界を走り回る本作と相性がよく、単にレースを繰り返すだけではない空間として設計されています。IGNの担当者は、本作を探検していく「生きたおもちゃ箱」のような世界と表現し、Hot Wheelsのレースゲームを大きく発展させるコンセプトとして評価しています。開発元Milestoneが、この方向性をどこまで広げるのかが見どころです。
Garfield: Escape from Mondayも同日発売です。Garfieldらしい雰囲気をゲームとして再現するのは簡単ではありませんが、本作はキャラクターの魅力を生かした新たなインタラクティブアドベンチャーとして形になりつつあると紹介されています。
ゲームの構造や基本 formulaは、近年のBubsy 4Dを思わせるような、親しみやすい3Dプラットフォームゲームです。ただし、それは独自性の不足というより、シンプルな時代の3Dアクションを再現する意図によるものとされています。軽快なプラットフォームアクションに加えて、Garfieldというキャラクターを楽しく見せる仕掛けも用意されているとのことです。ジャンルそのものを刷新する作品ではないものの、慣れ親しんだ遊びを楽しめるタイトルとして紹介されています。
9月は、リニア型の大型アクション、独自の世界構築を重視する作品、シミュレーション要素を広げるシリーズ最新作、視点を変えて恐怖を描くホラー、探索型のオープンワールドレース、そしてクラシックな3Dプラットフォームゲームが同時期にそろいます。先行プレイの範囲では、いずれも過去作や既存ジャンルの特徴を引き継ぎながら、それぞれ異なる方向へ広げようとしていることがうかがえます。