『Dark Souls』新刊コミック「Mother of Mourning」全4話を9月29日に単行本化
2026年08月30日 | #ゲーム | DualShockers
シリーズ完結から10年以上が経った『Dark Souls』で、新たな物語を描くコミックの単行本が登場します。Titan Comicsは、2025年末から2026年初頭にかけて刊行した全4話を収録した「Dark Souls: Mother of Mourning Vol. 1」を、9月29日に刊行する予定です。ゲーム本編の続編ではないものの、独自の物語によって世界観を掘り下げる一冊となります。
新作コミック「Mother of Mourning」の物語
「Dark Souls: Mother of Mourning」は、特定のゲーム作品や既存キャラクター、ゲーム内の出来事に直接結びつく物語ではありません。舞台は本作の世界でありながら、コミック独自の登場人物と勢力を中心に展開する新エピソードです。
物語の中心となるのは、弱者を守れない者たちに代わって立ち上がり、法を守ろうとする騎士団「Grand Order of the Knights of Mourning」です。騎士団は一見すると利他的な組織ですが、活動のなかではHollowの怪物をはじめとするさまざまなモンスターとも戦うことになります。
主人公は騎士団の高位メンバーであるLucadeusです。彼は数人の騎士とともに、伝説の戦士「Mother of Lillies」の魂を取り戻す任務に出発します。その魂を使って火を再び燃え上がらせ、世界の均衡を取り戻すことが目的です。ゲーム本編の設定を直接なぞるのではなく、火と魂、そして騎士たちの使命を軸に、シリーズらしい陰鬱な世界を描く構成になっています。
これまでのコミックシリーズ
ゲーム本編の物語は、アイテムや武器、防具の説明文などから断片的に背景を読み解く形式でした。2016年には、そうしたゲーム内の記述に頼らず、世界観の中で展開する明確な物語を読める初のコミックシリーズ「Dark Souls: The Breath of Andolus」が刊行されています。
同作はGeorge Mannが脚本、Alan Quahが作画を担当した全4話のシリーズで、Undead Curseを終わらせようとする騎士Firaの旅を描きました。シリーズの成功を受け、MannとQuahは別のオリジナルキャラクターを主人公にした複数のコミックシリーズにも携わっています。
一方で、コミックを手がけたのは2人だけではありません。Ryan O'Sullivanらも執筆に参加しており、「Dark Souls: The Age of Fire」では、ゲームに登場する出来事やキャラクター、勢力と関係する物語が描かれました。同作の主人公はSilver Knight Arkonで、Ancientの時代からAge of Fireを経て、最初のゲームの出来事へ至る時代が扱われています。
収録内容と入手方法
「Mother of Mourning」シリーズの最終話は5月に刊行されており、今回のVol. 1では全4話をまとめて読めます。MannとQuahが再び脚本と作画を担当したシリーズを、分冊ではなく単行本でそろえられる点が特徴です。9月29日の刊行予定で、ハロウィーンの時期に向けた読書作品としても紹介されています。
過去のコミックシリーズは、オンラインやデジタルストアで購入できるほか、書店では紙の単行本も扱われています。これまでに刊行されたシリーズをまとめて読みたい場合は、384ページの「Dark Souls: The Complete Collection」に全シリーズが収録されています。新刊だけでなく、FiraやArkonらゲーム本編には登場しない人物の物語も含め、コミック独自の形で世界の別の側面を楽しめます。