『Rainbow Six Tactics』が2027年に登場、リアルタイムで作戦を実行する新たなブリーチ計画を導入
『Rainbow Six Tactics』は、敵陣への突入前に部隊全員の配置と命令を組み立て、それらをリアルタイムで同時実行できる「ブリーチ計画」を特徴とする新作タクティクスゲームです。Ubisoft Parisが開発し、2027年にPS5、Windows PC、Xbox Series X向けに発売される予定です。Gamescom 2026で公開された約20分のデモでは、従来のジャンル作品とは異なる戦闘開始時の仕組みが披露されました。
レインボーシックスの世界を舞台にした戦術ゲーム
本作の物語は、Rainbow Six Siegeのイヤー10とイヤー11の間に起きる世界的危機が舞台です。対テロ部隊「Rainbow」は危機のなかで再建を迫られており、Rainbow Six Vegasおよび続編で知られるPaul Bishopが、この戦術部隊の指揮官として登場します。
Ubisoft Parisは、Rainbow Sixシリーズをタクティクスゲームにする理由について、同シリーズは三人称視点や一人称視点のシューターでありながら、もともと「常に戦術的だった」と説明しています。開発チームにはMario + Rabbids: Sparks of HopeとGhost Recon Breakpointを手がけたスタッフが参加しており、戦術ゲームと軍事系シューターの要素を組み合わせた作品として制作されています。
登場するのは、Rainbow Six Siegeから選ばれた15人のオペレーターです。同作には70人以上のオペレーターが存在しますが、今回は人数を絞ることで、それぞれを個性的で戦局に大きな影響を与え、人物像も感じられる存在にすることを目指しているとのことです。
戦闘前に全員の行動を組み立てるブリーチ計画
デモでは、部隊が倉庫へ突入する場面が紹介されました。一般的なタクティクスゲームでは、戦闘開始時に味方ユニットが決められた位置へ配置されていることが多い一方、本作では最初に「ブリーチ計画」のフェーズがあります。プレイヤーはチェスの初手を考えるように、部隊全員の位置を決め、それぞれへ命令を出してから作戦を開始します。
侵入地点もプレイヤーが選択できます。侵入ルートごとに特徴が異なり、ステルスを重視できる場所もあれば、より攻撃的に突入できる場所もあります。どの入口を使うかによって、戦闘の始め方や敵への接近方法が変わる仕組みです。
命令はリアルタイムで同時に実行されます。たとえばNøkkが透明化して監視能力を持つ敵スナイパーを迂回し、背後からショットガンで攻撃する一方、Montagneがスナイパーを押し込み、射撃を誘発しながら防ぐといった連携が可能です。その間に、残りの隊員も事前に設定した行動を進められます。
この仕組みを使えば、敵が反応する前に複数の敵を倒す作戦も組み立てられます。原文筆者は、計画した動きが実際の画面上で一斉に展開される様子について、強い満足感があったと伝えています。
発売時期と対応プラットフォーム
本作は2027年の発売を予定しており、対応機種はPS5、Windows PC、Xbox Series Xです。原文筆者は、タクティクスゲームが多様な設定や遊び方を通じて新たなプレイヤーを取り込める時期にあり、そのなかでも本作は特に有望なタイトルになりつつあると評価しています。