『Fallout 4』のMOD作者としても活動するBreaking Benjaminのフロントマンがライブ中に5分間の訴え
ロックバンドBreaking Benjaminのフロントマン、Benjamin Burnleyが、ライブのステージ上で自身のMODをめぐる同業者との対立について約5分間にわたり語りました。きっかけは、彼が制作した『Fallout 4』向けMODを別のMOD制作者に批判されたことです。会場ではスタッフがMOD名と配布サイトのユーザー名まで大型スクリーンに表示し、ライブ中の異例の呼びかけがSNSで拡散されています。
ライブ中に自身のMODを宣伝
Burnleyはニュージャージー州ホルムデルで行われた公演中、ゲーム好きであることを明かし、自身をSkyrimとFallout 4の「アマチュアMOD制作者」と説明しました。ステージで話題にしたのは、一人称視点でプレイしているあいだにキャラクターの身体を表示し、ワークショップエリアも一人称視点のまま利用できるようにするMODです。三人称視点も引き続き使用できる仕様だとしています。
彼は観客に対し、Nexus Modsで配布している「True First Person Mod by killemloud」をダウンロードするよう呼びかけました。会場のスクリーンにはMODの名称と、Burnleyが同サイトで使用しているユーザー名「killemloud」が表示され、ゲームをプレイしていない人にもダウンロードしてほしいと訴えたとのことです。さらに、翌日にはダウンロード数が増えていることを確認したいとして、MODの知名度を高めようとしました。
批判したMOD制作者との対立
Burnleyによると、別のMOD制作者から自身の作品を「ひどいMOD」「何をしているのか分かっていない」といった調子で批判され、コミュニティ内で嫌がらせやいじめを受けたと感じているとのことです。相手の名前は明かさなかったものの、対抗するために毎晩MODのダウンロード数で相手を上回りたいと観客へ訴え、「このMODを更新して、成長させたり改善したりするのが本来のあり方なのに、最初からあいつにけなされ、更新もさせてもらえない」と説明しました。
Burnleyは今回の発言を、単なる作品紹介ではなく、対立相手への反撃として位置づけています。ステージ上ではMODのアップデートを投稿する予定にも触れており、開発途中の作品を改善していく姿勢を強調しました。一方で、原文筆者はこの一連のやり取りを、人気バンドのボーカルが自身のMODをめぐる個人的な争いをライブに持ち込んだ出来事として紹介しています。
観客とSNSの反応
約5分間に及んだ訴えを面白がるゲームファンがいた一方、観客の一部からは、MODのアップデートについて話すより「音楽を演奏してほしい」と求める声も上がりました。公演の様子を撮影したファンが動画をSNSに投稿すると、映像は短期間で拡散。Redditでは、BurnleyがMODを制作していることへの驚きや、「まさか彼がゲーム用MODを作っているとは思わなかった」といった反応が寄せられています。
Burnleyは過去にHalo 2にも楽曲を提供しており、ゲームと関わりのある著名人の一人です。記事では近年の例として、ドラマ作品の出演者であるInde NavarretteがTwitchでCall of DutyシリーズやThe Last of Usのようなストーリー重視の作品を配信していること、女優のSamara Weavingが撮影先にもPS5を持ち込むほどゲーム好きだと評価されていることにも触れています。今回の件は、著名ミュージシャンの意外な趣味だけでなく、MOD制作者同士の衝突がライブ映像を通じて広く知られることになった点でも注目を集めました。