『Honkai: Nexus Anima』の注目は個性豊かな生物たち、戦闘には大きな懸念も
2026年09月22日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+
HoYoverseが手がける新作の注目点は、ドーナツやラーメンなど食べ物をモチーフにした、親しみやすくユニークな生物デザインです。一方で、先行体験で触れた戦闘はリアルタイムのオートバトルが中心となっており、魅力的な生物たちを十分に楽しめないのではないかという懸念も残りました。原文筆者は、約1時間のプレイを通して、本作のデザインには強く惹かれながらも、ゲームシステムにはまだ納得しきれていないとしています。
食べ物を取り入れたAnimaのデザイン
本作では、プレイヤーが広い世界を探索しながらAnimaと呼ばれる生物を捕獲し、仲間として戦わせます。先行体験では、ドーナツ店の店員を思わせるウサギのDonubi、ラーメンを連想させるアザラシのPupanoo、パンケーキをモチーフにした犬のPuddlipupなどが登場しました。いずれも単なる動物のデザインにとどまらず、食べ物の要素を組み合わせることで、ひと目で印象に残るキャラクターになっているとのことです。
食べ物を題材にしていないAnimaにも魅力的な個体が存在します。原文筆者は、非常におしゃれなブタのHoggitもお気に入りの1体として挙げています。長年にわたってポケモンをはじめとする生物収集ゲームを遊んできた原文筆者は、かわいらしい動物を見つけると興味を引かれるタイプだと説明しており、本作ではほぼすべてのAnimaとの出会いに喜びを感じたとしています。
多層的な育成・戦闘システム
先行体験では、ゲーム終盤に近いレベル40台のセーブデータが用意され、世界の探索、Animaの捕獲、バトル、ストーリークエストを自由に試せる形式だったそうです。そのため、序盤から順番にシステムを学ぶのではなく、多数の要素を一度に把握する必要があり、原文筆者はチュートリアルを確認しながら仕組みを理解していくことになりました。
AnimaにはFrontlineとBacklineという役割があり、それぞれ異なる特性を備えています。たとえばProtectorは敵の攻撃を引きつけ、攻撃を受けるとエネルギーを回復します。Mastermindは高いダメージを出せるうえ、スキルの再使用に必要な回復が毎秒進むタイプです。チーム内でどのAnimaを組み合わせるかによって、戦闘中に発生する状態効果も変化します。
同じ種族のAnimaでも、捕獲した個体ごとにDispositionと呼ばれる固有の追加能力が設定されます。原文筆者が使用したMarshalbirdには、戦闘不能になった際、味方全体の体力を5%回復する能力が付いていました。この仕組みによって、同じ種類を集めても性能が完全に同じにはならず、個体ごとの違いを見比べる余地が生まれています。
ただし、状態効果の一部は先行体験の時点で分かりにくかったようです。チーム構成によってはJoyからEcstacyという状態が発生するものの、原文筆者はその効果を説明する情報を見つけられなかったとしています。役割、Disposition、状態効果など、システム自体は奥深そうに見える一方、最初から触れるには情報量が多く、理解には時間が必要だと受け止められています。
オートバトルが生物の魅力を損なう可能性
実際の戦闘は、見下ろし視点のアリーナにチームを配置すると、Animaたちが敵へ向かって自動的に移動し、各自の能力を使って戦うリアルタイム形式です。プレイヤーが完全に操作から離れるわけではなく、Eidosと呼ばれる人間キャラクターのスキルをカードとして画面下部から選び、クールダウンを待ちながら任意のタイミングで発動できます。しかし、戦闘の大部分はAnima自身が進める仕組みです。
原文筆者は、体験版用に特別に強化されたチームが与えられていた可能性にも触れていますが、遭遇した敵は一貫して数秒で倒されました。あまりにも決着が早く、何が起きているのかを把握する前に戦闘が終わるほどだったといいます。役割や状態効果など、戦略を組み立てられそうな要素は用意されているにもかかわらず、先行体験ではそれらを考える必要がほとんどなかったとのことです。
原文筆者が最も強く懸念しているのは、このオートバトル形式です。小さなアリーナに多数のAnimaが集まり、画面上で激しく動き回るため、個々の生物を見分けにくくなっています。せっかく魅力的にデザインされたAnimaが小さく表示され、攻撃や効果が次々と発生するなかに埋もれてしまう点を、原文筆者は大きな弱点として指摘しました。
この形式を好むプレイヤーなら評価が異なる可能性はありますが、原文筆者は現時点で、本作の戦闘が長く遊び続けられる内容になるのか確信を持てていません。序盤からプレイして戦闘システムを段階的に学べば印象が変わる可能性はあるものの、先行体験の範囲では、かわいいAnimaを仲間にしたいという気持ちに対して、戦闘部分が十分な動機を与えられていないとしています。