『GTA 6』のジェイソンとルシア、2023年の初公開から描写が大きく進化
『GTA 6』の発売を前に、2023年の初公開から主人公のジェイソンとルシアがどう変化したのかを振り返ります。2本目のトレーラーでは、肌や髪の質感、キャラクターの細かな個性まで描き込まれています。
初公開から変わったキャラクターの描写
Rockstarの作品は、完成版が初公開時のトレーラーより美しく仕上がることがあります。多くのスタジオでは、発表時より発売時の見た目が劣るとして批判される作品もあります。Watch Dogs、Cyberpunk 2077、BioShock Infiniteはいずれも評価された作品ですが、初公開時にはさらに美しく見えていました。
『GTA 6』は公開を重ねるごとに、ビジュアルが向上しているようです。その変化が特に表れているのが、ジェイソンとルシアの細部の描写です。2023年の第1弾トレーラーは、Rockstarがゲーム本編を初めて公式に見せた映像でした。それ以前に映像の流出はありましたが、鮮やかな色彩や美しい光の表現、リアルな人物描写が披露されたのはこのときです。その後、Rockstarは約1年半にわたって情報を控え、再公開時にはグラフィックの大きな進化を見せました。
第1弾トレーラーのルシアは、肌の質感が控えめで、全体的に平坦な印象です。髪もあまり動かず、ポニーテールが少し揺れる程度でした。顔の横に後れ毛がある冒頭の場面を除くと、トレーラーを通して髪型もほぼ同じです。
ジェイソンの登場時間は数秒ほどで、短髪と無精ひげの姿は、どこにでもいそうな白人男性という印象でした。一方、第2弾トレーラーでは2人の描写に奥行きが加わっています。ルシアはウェーブのかかった髪や金色のドレスを見せ、ジェイソンは帽子の後ろから茶色い髪をのぞかせます。バイスシティの暑さで汗ばんだ肌には光が反射し、腕には血管が浮かびます。ひげも均一ではなく、少し長く伸びた毛が混じっています。リアルな人物を目指すゲームでは、こうした不揃いな部分が自然さにつながります。肌に当たる光の反射も、より本物らしくなりました。
発売に向けて仕上がる2人の姿
こうした変化は、細部の描き込みだけでなく、プレイヤーが選べるカスタマイズの幅も示しています。最近公開された長尺映像でも、キャラクターの見た目を変える選択肢がさらに増えています。第1弾から第2弾への進化ほど大きな差ではありませんが、第1弾と比べると大きく変わりました。ジェイソンとルシアは、完成に近い仕上がりに見えます。
Rockstar Northの共同スタジオ責任者、ロブ・ネルソンは最近、第1弾トレーラーをチームにとっての「方針表明」と説明しました。当時はゲームがまだ「完全な形にはなっていなかった」といいます。あの映像は、チームが目指す全体像を示す指針でした。その後ゲームが進化してきたのも、自然なことだと記事は述べています。
『GTA 6』の発売まであと数週間となり、ゲームには最後の仕上げが加えられています。ESRBは今朝、対象年齢を「M(17歳以上)」とするレーティングを発表しました。Rockstarはマイアミやニューヨークでの屋外広告など、宣伝活動も強化しています。長年待たれた『GTA 6』は、11月19日に発売予定です。