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『ストリートファイター6』の松本修平プロデューサー、シリーズが10年後に消滅しかねないと危機感を抱いていたと明かす

2026年10月09日 | #その他 | IGN

『ストリートファイター6』の松本修平プロデューサー、シリーズが10年後に消滅しかねないと危機感を抱いていたと明かす

『ストリートファイター6』のプロデューサーを務める松本修平氏は、ストリートファイターVの時期にシリーズが10年後には消滅しかねないと危機感を抱き、新しい世代に向けて立て直す必要があったと明かしました。既存の知名度に頼らず、若いプレイヤーにも遊んでもらうことを重視したといいます。

ストリートファイターV期に感じた危機

松本氏は、2026年10月のインタビューで、ディレクターの中山貴之氏と話し合うなかで、何も手を打たなければシリーズが10年後に存続できなくなる可能性があると考えたと振り返りました。

ストリートファイターVは2016年2月の発売時、アーケードモードやストーリーモードがなく、オンライン対戦も非常に不安定でした。そのため、未完成の状態で発売されたと感じるプレイヤーが多くいました。松本氏がプロデューサーに就いたのは、小野義徳氏が2020年にカプコンを退社した後、同作のライフサイクル終盤のことです。

松本氏は、当時のストリートファイターVのプレイヤー層が主に35〜45歳だったことも、シリーズの先行きに関わる問題として挙げました。10年後にはその人たちが60歳前後になるため、同じ層だけに頼ってシリーズを続けるのは難しいという見方です。大会やシーンは知られていても、実際にゲームを遊ぶ人が少なくなっていたことにも危機感を抱いたといいます。

新しい世代に向けて一から設計

松本氏と中山氏は、ストリートファイターの知名度を過信せず、今の世代にはシリーズを知らない人もいると考えて開発に臨みました。キャラクターが誰なのか、ゲームをどう遊ぶのかを、初めてゲームに触れる人にも伝える必要があると判断したそうです。

新たなプレイヤー層を広げるうえでは、モダン操作の導入が重要だったと松本氏は説明しています。ほかにも、ワールドツアーやバトルハブ、Vicious氏やTasty Steve氏らコミュニティ関係者によるリアルタイム解説など、参加しやすさを意識した要素を取り入れました。ワールドツアーは現在、当面休止となっています。

700万本を超える販売を記録

こうした方針は成果につながり、ストリートファイター6はカプコンのシリーズ作品のなかでも特に成功したタイトルの1つとなりました。2026年夏時点で累計販売本数は700万本を超え、日本と海外の双方で人気を集めています。Steamと家庭用ゲーム機の両方で、多くのプレイヤーが遊んでいます。