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スクウェア・エニックス、『FF14』アカウント情報への不正アクセスを公表 全プレイヤーにパスワード変更を呼びかけ

2026年10月20日 | #その他 | DualShockers

スクウェア・エニックス、『FF14』アカウント情報への不正アクセスを公表 全プレイヤーにパスワード変更を呼びかけ

スクウェア・エニックスは、『ファイナルファンタジーXIV』(FF14)のプレイヤーアカウント情報に第三者が不正にアクセスしたことを、ブログ記事で明らかにしました。同社は原因となった人物や組織を調査しており、その間、すべてのプレイヤーに対してできるだけ早くログイン情報をリセットするよう呼びかけています。

同社が公表した対応内容

スクウェア・エニックスは、被害を受けたと見られるプレイヤーのアカウントをロックしています。対象となったアカウントには、登録されているメインのメールアドレス宛にメールが送られ、アカウント情報をすぐに再設定できるようになっています。

あわせて同社は、ログインのたびに固有のコードが送られるワンタイムパスワードの利用を勧めています。原文の筆者は、情報が漏れていてもプレイヤー本人の操作なしにはログインできず、第三者がログインを試みた場合にもワンタイムパスワードを通じて気づける点を利点として挙げています。

なお、現時点で同社は、今回の不正アクセスを行った人物や組織を特定できていません。

プレイヤーを狙った攻撃とみられる

原文筆者によると、ゲーム業界の情報流出には、開発会社を狙って社内情報や従業員の個人情報を盗むものと、プレイヤーを狙うものがあります。今回のFF14の件は後者にあたり、盗んだ個人情報を詐欺に使ったり、ほかのプラットフォームでパスワードを試したりする目的があるのではないかと、筆者は推測しています。複数のサービスで同じパスワードを使い回していると、1回の流出で被害が広がるおそれがあるため、使い回しを避けるべきだとも指摘しています。

FF14では2025年にも、アカウントをめぐる問題がありました。あるMODによって、スクウェア・エニックスがキャラクター間でプロフィールを紐づけて追跡できることが明らかになり、ストーカーが被害者のサブキャラクターまで追える可能性が指摘されたということです。この問題は批判を受けてすぐに修正されましたが、ほかのプレイヤーのアカウントを同社がどこまで簡単に確認できるのか、プライバシーの面で議論を呼んだと筆者は振り返っています。

筆者が指摘するアカウント管理の課題

筆者は、情報流出が日常的に起きるようになり、とくに期待の高いタイトルをめぐる流出などを通じて、業界やプレイヤーの受け止め方も少し変わってきたと述べています。プレイヤーは流出を行う側に対して以前より寛容になっているとしたうえで、今回の件はアカウント保護の重要性を改めて示すものだとしています。

また、多要素認証のツールが信頼できるものになっている一方で、プレイヤーがアプリ内に保存されたログイン情報に頼る傾向は強まっており、そのせいで流出の被害が出やすくなっていると筆者は見ています。SonyやNintendoで起きたデータ流出にも触れ、プレイヤー自身にも、データを預かる開発側にも、アカウントの安全を重視する姿勢が求められると主張しています。

今回の犯人については、過去の類似の事件では個人も集団も関わっていたと筆者は述べています。データを売却するのか、身代金を要求するのか、流出自体を脅しとして使うのかは分かっていません。筆者は、新しい拡張パッケージが近づいていることから、スクウェア・エニックスにはプレイヤーの信頼を取り戻す対応が必要だとしています。