『Fortnite』に映画Obsessionのニッキー・フリーマンのスキンが登場、ファンの間で賛否が分かれる
『Fortnite』のハロウィンイベント「Fortnitemares」に、映画Obsessionの登場人物ニッキー・フリーマン(Nikki Freeman)のスキンが追加されました。これをめぐり、Obsessionのファンを中心にSNS上で激しい議論が起きています。
議論の発端となったコラボ内容
ニッキーを演じた女優は、このキャラクターが『Fortnite』に登場してほしいという希望を語っていたとのことです。その願いは実現しましたが、予想外の論争を呼ぶ形になりました。
今回のコラボには、One Wish Willowのスプレーと、ニッキー・フリーマンのコスメティックバンドルが含まれています。Obsessionは不気味な雰囲気やジャンプスケア、暗い作風から、ホラー映画と評されることが多い作品です。そのため、毎年恒例のハロウィンイベントであるFortnitemaresとのコラボが実現しました。
ニッキーは「被害者」という見方
Obsessionは、雑貨店の店員ベアが主人公の物語です。ベアは友人のニッキーに恋をしており、彼女へのプレゼントを探しに入ったクリスタルショップで、One Wish Willowという奇妙な品を見つけます。折ると願いがかなう魔法の杖で、ベアは「ニッキーが世界の何よりも自分を愛してほしい」と願います。その結果、ニッキーはベアに執着するようになり、混乱と流血の惨事へと発展していきます。
劇中のニッキーは、常軌を逸した行動から不気味に見える場面もあります。しかし、本来のニッキーは自分の体の中に閉じ込められており、One Wish Willowの力によって、ベアとの恋愛関係や性的関係を強いられているため、作品では被害者として描かれていると記事は指摘しています。
「トラウマを軽く扱っている」という批判
ニッキーはFortnitemaresで、フレディ・クルーガーやSlender Manといったキャラクターと並んで追加されました。一部のObsessionファンが不満を抱いているのは、自分の体に閉じ込められるというニッキーのつらい体験が軽く扱われていると感じたためです。
「問題ない」「むしろ肯定的」とする声も
一方で、別のファンからは、ニッキーがゲームの目玉キャラクターに選ばれたことはむしろ前向きだという意見も出ています。『Fortnite』にはすでに多くの殺人者や加害者のスキンがあることも理由に挙げられています。
悪役であれ、境遇の犠牲者であれ、『Fortnite』のスキンには悪役を題材にしたものが多くあります。ジェイソン・ボーヒーズ、フレディ・クルーガー、ゴーストフェイスなどがその例ですが、これらは今回ほどの議論にはなりませんでした。ニッキーのほかにも被害者に着想を得たスキンはあり、Five Nights at Freddy'sのスキンがそうです。アニマトロニクスは、殺害された子どもたちに操られ、受けた苦痛への復讐として大人を狙う存在だからです。
また、すべてのキャラクターの背景にあるトラウマや欠点を突き詰めて考えれば、『Fortnite』のコラボの半分は実現しなかったはずだと主張するファンもいます。人気の高いアナキン・スカイウォーカーやベアトリクス・キドーも例外ではないとの指摘です。
今後の注目点
記事は、映画の監督や出演者がこの論争についてコメントするかどうかに注目しています。とくに、スキンの宣伝に関わったNavarretteの反応が気になるとしています。