NVIDIAのDLSS 5が処理速度2倍に、『Hogwarts Legacy』への対応は11月5日
2026年10月14日 | #アップデート | Digital Trends Gaming
NVIDIAが、AI技術を使ったグラフィックス機能「DLSS 5」の新しいモデルを公開しました。3月にDLSS 5が登場した時点のバージョンと比べて性能が2倍になっており、『Hogwarts Legacy』には11月5日に正式対応します。今後登場するDLSS 5対応タイトルには、この新モデルが標準で搭載されます。
軽量化で処理速度が2倍に
DLSS 5は「3D-Guided Neural Rendering」という技術で、ゲーム内のライティングや素材、キャラクターのディテールを向上させます。今回の2倍の高速化は、ニューラルネットワークを24%縮小し、パラメーター数を約1億1800万にしたことで実現しました。
モデルが小さくなったことで、4K解像度時のVRAM使用量も20%減っています。システムへの負荷が下がり、フレームレートも目に見えて向上するとのことです。NBA 2K27では、9月の対応開始から4K時の性能が30%以上伸びています。
ただし、モデルの処理速度が2倍になったからといって、すべてのゲームでフレームレートが2倍になるわけではありません。
新モデルは、10月16日に広く発売されるRTX Sparkノートパソコンと同時期に提供されます。クラシックゲーム向けのMOD制作プラットフォーム「RTX Remix」のアップデートは、10月23日に配信予定です。
『Hogwarts Legacy』は11月5日、次は『Where Winds Meet』
『Hogwarts Legacy』のDLSS 5対応は11月5日です。DLSS 5は初公開時、キャラクターの顔を大きく変えてしまい、10代の主人公が老けて見えるとして、ファンから違和感を指摘されていました。
今回公開された比較スクリーンショットでは、変化がかなり控えめになっています。筆者は、NBA 2K27ですでに見られる抑えた仕上がりに近づいたとしており、初期の批判をNVIDIAが受け止めた結果だと見ています。続いて、Where Winds Meetも11月後半に対応する予定です。
NVIDIAは、DLSS 5でゲームの見た目をどう変えるかについては、開発元が完全な創作上の裁量を持つと説明しています。RTX 40シリーズへのDLSS 5対応は、今後のアップデートに向けて開発中です。
フレーム生成の新モードも登場
これとは別に、NVIDIA appのベータ版では、RTX 40シリーズとRTX 50シリーズのGPU向けに「Frame Generation Performance Mode」が使えるようになっています。より軽いアルゴリズムを使い、対応するFrame Generation技術全般でフレームレートを引き上げるモードです。NVIDIAによると、RTX 5060では最大35%の向上が見込めます。一方で、画質がわずかに犠牲になる場合があるとのことです。