『Nintendo Switch Sports Resort』の競技を筆者が順位付け、新作のThumb Wrestlingは7位で「見事な出来」
『Nintendo Switch Sports Resort』は、メイン競技を12種類収録したモーションコントロール系ミニゲーム集です。多くの競技が複数のモードを備えています。原文の筆者は、シングルプレイの「キャンペーン」の作りや、島を自由に探索できる要素も含めて、シリーズ最高のミニゲーム集と評価しています。約1週間遊び続けたうえで、全競技を最下位から順に並べています。選択肢の多さに戸惑う人や、定番だけを遊びたい人への案内役になる内容です。筆者は、あまり知られていない競技も見逃さないほうがよいと述べています。
下位に並んだのは、操作が複雑になる競技
12位はBasketballです。筆者は、競技が複雑になるほどモーションコントロールへの置き換えは難しくなるとし、Basketballをその典型例に挙げています。動きが中心の競技なのに、シュート、ブロック、パスのたびに合図に合わせて操作する、ぎこちないSimon Says(まねっこ遊び)のような内容になっているそうです。フリースローは悪くないものの、通常の対戦は複雑すぎると指摘しています。
11位のVolleyballにも、同じ問題がそのまま当てはまります。あらかじめ示される動作に頼るため、試合の流れが途切れます。動き回る要素が少ない分だけBasketballよりは出来がよいものの、Tennisの劣化版のように感じられるとのことです。
定番競技は安定していても、操作精度に課題
10位はTennisです。筆者によると、『Wii Sports』で最高の競技だったTennisが本作では弱い部類に入ること自体、パッケージ全体の充実ぶりを示しています。Tennisが悪いわけではなく、モーションコントロールが普段より不安定に感じられるとしています。それ以上に、より引き締まったTable Tennisに見劣りするのが理由です。新鮮な楽しさはあるものの、ほかにもっと独創的な競技があるという評価です。
9位のGolfについて、筆者が挙げる最大の欠点は「安定している」ことです。20年ほどほとんど変わらず、ボールを打つ楽しさも健在です。一方で、モーションコントロールの精度が低く、狙いどおりに打つのが難しいと筆者は感じています。パッティングは特に難しいそうです。
8位のBoxingは、粗さを認めたうえで評価しています。アッパーやフックを当てながら回避やガードをするのが難しい場面があります。それでも、Sportsmatesの顔面に連打を浴びせる楽しさがあるため、筆者は大きな問題ではないと考えています。Punch-Out!!をリブートするなら、そのお試しとして十分だという見方です。
新規競技とレジャーが中位に食い込む
7位は、シリーズ初登場のThumb Wrestlingです。筆者は「見事な出来」と評価しています。大きな動作が要らない片手用の競技で、相手に親指を押さえさせるように誘いつつ、長く押さえ続けられてパワーを溜められないようにするという、一見そう見えない駆け引きがあります。やや浅さはあるものの、筆者が繰り返し遊んでいる、よく練られた競技です。
6位はPower Cruisingです。本作にはWuhu Islandを自由に走り回れるレジャーが3種類あり、筆者はそのすべてを「great」から「excellent」と評価しています。Power Cruisingは「great」側です。Joy-Conをハンドルのように持ち、ひねって加速させる仕組みを、筆者は巧妙で、触って楽しい操作だと述べています。ただし水上の探索は、Prop PlaneやSkateboardingに比べると限られているそうです。
5位のTable Tennisは、Tennisの上位互換だと筆者は断言しています。大きな移動がない分、Pongをさらに引き締めたような内容で、ショットのタイミングに集中できます。実力の近い相手と50回も続けた激しいラリーの末に、浮いたボールを叩き込む瞬間は何ものにも代えがたい、としています。
上位は2コントローラー操作と、Switch 2のマウス操作が光る
4位はArcheryです。2つのコントローラーを使う競技として、これ以上ないほど洗練されているというのが筆者の評価です。両手を上げ、片方を引いて弓を引き絞りながらモーションで狙う動作は、実際の競技を満足感のある形で再現しています。風や的の方向も考慮する必要があり、1点が重い緊張感のある勝負になります。
3位はSkateboardingです。筆者は、Switch 2のマウス操作を勧める最良の材料かもしれないと述べています。Joy-Conを机に置いて後ろへ引くと進み、前後に傾けると曲がり、机から持ち上げるとジャンプします。これが非常にうまく機能し、滑らかなスケートが楽しめるそうです。Wuhu Islandのジャンプ台やグラインドレールのおかげで、島全体が自然なスケートパークのようになる点も評価されています。
評価の前提について
今回の原文で紹介されているのは12位から3位までです。上位2競技の内容やスコアは含まれていません。筆者は発売後約1週間遊び込んだうえでこの順位を付けています。