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Creative Assembly、『Total War: SHOGUN 2 - Complete Edition』のAI使用問題で外部開発が原因と説明し責任は認める

2026年10月24日 | #その他 | DualShockers

Creative Assembly、『Total War: SHOGUN 2 - Complete Edition』のAI使用問題で外部開発が原因と説明し責任は認める

Creative AssemblyのTotal War担当バイスプレジデントであるRoger Collum氏が、『Total War: SHOGUN 2 - Complete Edition』をめぐるプレイヤーの批判に対し声明を発表しました。同作は生成AIの使用が疑われて強い反発を受けており、同氏は開発が外部で行われ社内の品質管理を受けていなかったと説明する一方、シリーズの名を冠する以上は責任があるとの姿勢を示しています。

外部開発で社内レビューを経ていなかったと説明

『Total War: SHOGUN 2 - Complete Edition』は、名作ストラテジーに「Rise of the Samurai」と「Fall of the Samurai」のキャンペーンなどのDLCを含めた完全版として発売されました。グラフィックスの向上、ライティングや影、テクスチャの更新、機能の近代化がうたわれていましたが、開発に生成AIが使われたことが明らかになり、評価を大きく落としました。

Steamでは9月28日から『Total War: SHOGUN 2』の単体販売が終了し、Complete Editionに置き換えられていました。しかし、Complete Editionは発売の2日後にプレイヤーから圧倒的な否定的評価を受けて販売ストアから削除され、元のバージョンが再び販売されています。

Collum氏は声明で、Creative Assemblyが同作を開発したわけではなく、「社内と同じレビューや品質保証の対象になっていなかった」と述べました。さらに「次の大型プロジェクトにチーム全員が集中するあまり、外部での開発から目を離していた」としています。

一方で同氏は、「開発体制がどうであれ、Total Warは私たちのフランチャイズであり、私たちの名前が付いている」と述べ、責任を受け入れる考えを示しました。

対応チームを編成、方針は未定

Creative Assemblyは、プレイヤーからの強い反発を受けた同作の問題を正すため、少人数のシニア開発者チームを編成しました。このチームがSEGAや外部の開発会社と協力して次の対応を進めるとのことです。ただし、今後の具体的な計画は明らかにされていません。

生成AIに対するスタジオの立場

Collum氏は、生成AIについてスタジオ全体の立場を明確にしたいとして、次のように述べています。Creative Assemblyは「クラフトスタジオ」であり、ゲームは非常に才能ある人々によって作られている。技術が人間の創造性に取って代わる世界を信じてはいない、という考えです。

そのうえで同氏は、Creative Assemblyではアセットの制作に生成AIを使わず、AI生成アートも使用しないと明言しました。協力する外部の開発会社にも同じ姿勢を求めるとしています。

ただし、開発者が「最高の仕事をする」ことを支援するAIツールは使用しているとのことです。同氏は「AIはクリエイターを支えるものであり、クリエイターに取って代わるものであってはならない」と述べています。

スタッフへの攻撃には警告

Collum氏はプレイヤーの不満を受け止めたうえで、チームのメンバーに怒りを向けないよう呼びかけました。オンライン上での嫌がらせや個人攻撃は容認しないとし、「チームとして、できる限り透明性のあるコミュニケーションを心がけたいが、それは社員の安全を犠牲にしてはならない」と述べています。

今後については、「伝えるべき意味のある内容ができたら、改めてお伝えします」と約束しました。

原文筆者の見方

原文筆者は、Total Warのような歴史あるシリーズが避けられたはずのミスに陥ったことを残念だとしています。また、プレイヤーが元の『Total War: SHOGUN 2』にもSteam上でレビュー爆撃を行っている状況から、どのような修正が行われても、この件の影響はしばらく残るだろうとの見方を示しています。

『Total War: SHOGUN 2 - Complete Edition』は2026年10月13日に発売されました。