BioWare諮問組織の元メンバーを名乗るYouTuber、開発中止の『Mass Effect Universe』の内容を主張
2026年10月24日 | #その他 | Eurogamer
BioWareのコミュニティ評議会に参加していたと主張するコンテンツクリエイターのDantics氏が、開発中止となったシリーズ新作『Mass Effect Universe』について、自身が見たとする内容を公開しました。ただし、いずれも公式には確認されていません。
主張された作品の内容
Dantics氏は長文の投稿で、同作の舞台はリーパー戦争から600年以上後だったと述べています。氏は「Mass Effect Council」での役割を通じて開発中の内容に触れ、開発中にフィードバックも行ったとしています。
氏によると、物語の中心はリーパーのような侵略ではなく、3つの主要勢力による「銀河規模の冷戦」でした。人類、クロガン、バタリアンなどが同盟を組み、評議会種族が別の同盟を結成し、ジェスが第3の超大国として台頭するという構図です。ほかにも、ジェスが建造した巨大構造物、天の川銀河とアンドロメダ銀河のつながり、「影の敵対者」に触れたとのことです。
プレイヤーはカスタマイズ可能なN7エージェントを操作します。Dantics氏はこの主人公を、「歩く銃器ラック」ではなく「ジョン・ウィックとジェームズ・ボンドを掛け合わせたような存在」と表現しました。実験的な技術を体に埋め込まれており、環境のハッキングや操作、壁越しの視認、システムの識別、危険物の遠隔作動ができるといいます。
ミッションは初代三部作と同じく手作りで、遂行方法には「Hitman風の自由度」があったとされています。さらに、残忍な近接処刑、仲間同士の衝突、「無難に整えられていない」ロマンス、どのエンディングを選んでもシェパードの遺産が残る仕組みなども挙げられました。仲間のリアラは、「非常に強力なアサリのマトリアーク」として再登場する予定だったそうです。
Dantics氏は「自分が見た限り、BioWareは実在しない人々のためではなく、ファンのためにMass Effectを作っていた。素晴らしい出来に見えた。そして、もう遊べないかもしれない」と記しています。
確認されていること
これらの内容は確認されておらず、BioWareもEAもコメントしていません。Dantics氏が評議会に参加していたという点も、第三者による裏付けはありません。
背景にあるBioWare閉鎖
今回の話は、『Mass Effect Universe』の社内向けトレーラーが流出し、その後に本物と確認されたことに続くものです。トレーラーはBioWareの閉鎖と同作の開発中止を受けて登場しました。
EAの人員削減は、サウジアラビアによる550億ドル規模のレバレッジド・バイアウトから数カ月後に行われ、Respawn、Maxis、Full Circle、EA Motiveなど、ほかのEA傘下スタジオにも影響しました。EAが新たに負う債務を踏まえ、専門家は削減を予想していたものの、BioWare閉鎖の報には業界各所から同情や怒りの声が多く寄せられたと伝えられています。