ボードゲーム『Horrified』は、ユニバーサル・モンスターズと協力プレイの緊張感を両立した、ハロウィンにぴったりの家族向け作品
2026年10月27日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+
『Horrified』は、さまざまな名作ボードゲームの要素をつなぎ合わせ、新たな命を吹き込んだ協力型ボードゲームです。GamesRadar+は本作を、雰囲気たっぷりでありながら、ハロウィンが終わった後も繰り返し遊びたくなる作品だと紹介しています。対象年齢は10歳以上で、家族にも友人にも楽しんでもらえる一本として推されています。
家族にも友人にも向く、ほどよい怖さと戦略性
筆者は、本作より怖いボードゲームや、より奥深いボードゲームは存在すると認めています。そのうえで、確かな戦略性と家族向けの怖さのバランスという点では、本作が最も優れていると述べています。
ただし、戦術とチームワークを組み合わせた内容のため、小さな子どもには向きません。10歳より下の年齢の子には、Zombie Kidz Evolutionのような作品から始めるのが良いとされています。
価格は定価で45ドル/40ポンドですが、これより大幅に安く買えることが多く、セール対象になることもよくあります。多くのスピンオフ作品も同様です。それでも筆者は、ドラキュラ、フランケンシュタインの怪物、狼男、ミイラ男といったユニバーサル・モンスターズが登場するオリジナル版が最良だと考えています。
モンスターを倒す条件が1体ずつ違う
舞台は、霧の向こうに現れる東欧風の村です。きしむ風車や不気味な研究所、丘の上の城など、古典ホラー映画を思わせる雰囲気が漂っています。モンスターたちは村人を食い荒らそうと襲来します。
モンスターには正面から戦いを挑めません。それぞれに倒すための条件が用意されており、たとえばドラキュラなら棺の破壊、「大アマゾンの半魚人」なら棲みかの発見が必要です。毎回2体のモンスター(勇気があればそれ以上)と対戦するため、複数の目的を同時にこなさなければ勝てません。
容赦なくプレイヤーを追い詰める仕組み
本作が特に意地悪なのは、モンスターが待ってくれない点です。1ターンごとに、モンスターがランダムに行動します。引いたイベントカードによっては、複数回動くモンスターもいます。モンスターは可能な限り、村人やプレイヤーに向かって移動し、攻撃します。
村人が食べられたり、プレイヤーが傷ついたりすると、「恐怖」レベルが上昇します。一定の水準を超えるとゲームオーバーです。
この仕組みはPandemicに似ており、同じように緊張感を高めてくれます。モンスター対策を進めつつ、ランダムに出現する村人も守らなければなりません。任務を優先するか、村人や仲間を助けるか、苦しい選択を迫られる場面も多くあります。アイテムを手放せば攻撃から身を守れますが、そのアイテムはモンスターを倒すのにも必要になりがちです。そのため、的確な意思疎通や作戦、先を見据えた判断が欠かせません。
運に左右される面はあります。序盤に村人がモンスターの近くに出現したり、必要なアイテムがなかなか引けなかったりすれば、苦しくなることもあります。それでも筆者の経験では、賢く動いて優先順位を見極めれば、挽回する道は大抵残されています。不利な状態から始まるのはホラーらしさにも通じ、緊張感を高める要素になっているとのことです。
豊富なシリーズ展開
こうした特徴はシリーズ全体に共通しています。ユニバーサル・モンスターズの題材が好みでなくても、選択肢は多くあります。北米の未確認生物を扱う『X-ファイル』風のスピンオフや、D&Dの古典的な敵と戦う作品もあります。最新作はHorrified: Ravenloftで、D&Dを舞台にしながら、本作の原点であるゴシックホラーに立ち返った内容です。
筆者は、シリーズ作品はどれもハロウィンに適した選択だと述べています。雰囲気だけに頼らず、ほとんどの人が参加できる堅実な協力プレイを味わえるからです。この10月に家族や友人と楽しめる一本を探しているなら、『Horrified』は非常に有力な候補だとしています。