ディヴィニティ:オリジナル・シン

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DIVINITY ORIGINAL SIN(ディヴィニティ:オリジナル・シン)はベルギー産の洋ゲ―RPGです。『ディヴァイン・ディヴィニティ』『ディヴィニティII』の続編としてキックスターターの資金によって開発されました。Steamではすでに2014年から遊べており、日本語版がないため有志によって翻訳ファイルが作成されるなどコアなファンがいるゲームになります。 スパイク・チュンソフトのローカライズによって日本語版ディヴィニティがPS4版のみ発売されました。PC/Xbox Oneは英語版になります。2016年に発売されたディヴィニティは『エンハンスド・エディション』という大幅拡張された完全版です。 非常に戦略性の高い硬派なRPGになっています。

目次

ディヴィニティ:オリジナル・シンの特徴

世界観

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『ソース』と呼ばれる特別な力をめぐる西洋ファンタジーです。とある殺人事件を解決するために派遣されたソースハンターですが、世界の『終焉』を迎える重大な問題に巻き込まれていきます。

最近では珍しくなったオーソドックスなターン制RPG!

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本作では戦闘中は全ての行動にAP(アクションポイント)が使用され、キャラクターは使用できるAPをやりくりして行動します。

スキルや天候を利用した戦略性の高い戦闘

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豊富なスキル・魔法があり属性によっては連鎖反応を起こします。敵の周囲に毒霧を発生させ火を投げ込むと敵味方・障害物全てが吹き飛び、爆破があった箇所は火が残り歩くだけで継続的なダメージを受けるなんてことも。火を消したい場合は?そう雨を振らせたりと水をかけることで鎮火させることができます。

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何も考えずに攻撃すると味方まで即死なんてことも・・・

豊富なアビリティとスキルで自由なキャラクターメイクができる

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相当数のアビリティがあり、レベルアップすることで限定的に好きなアビリティを覚えることができます。戦闘に特化したりスリ・クラフト系に特化したりできます。またキャラクターには性格によって一部の能力に恩恵を受けることも。職業はありません、キャラクターの長所で役割が決まります。 攻撃・補助といったスキル・魔法も様々なものがあり敵を足止めして倒したり、広範囲を全て一掃したりと組み合わせ次第で様々な戦略が行なえます。

テキストが非常に重要視されているRPG

次にどこへ向かえばよいのか?最近のゲームであれば次の目的地地点がマークされますが、ディヴィニティは一切ありません。NPCとの会話、調査した内容を理解して自分で考えてクリアすることになります。そのかわりクエストをクリアする方法はいくつもあり思わぬ方向から事件を解決するかもしれません。 開始してすぐ数時間も街を探索するだけで戦闘がない・・・ということにビックリするかもしれません。

とにかく難易度が高いゲームバランス

初めの街から外に出ると、きっとゲームオーバーになるでしょう。凶悪な状態異常に付け加え、その効果は伝染・連鎖していきます。限られた行動回数の中で地形を把握しながら戦うことになります。キャラクター育成でレベルアップしたくても経験値を得る機会はそう多くないため強敵を倒すために手持ちのアイテムとスキルを上手く活用する必要が出てきます。 そのかわりゲーム進行に対する達成感はとても大きくなっています。「ボタン連打してたら何かクリアできたな」そんなRPGに飽きた方にオススメしたいゲームです。ウィザードリィが好きな方は確実に楽しめるのではないでしょうか。 じっくり腰を据えて冒険を楽しみたい・・・そんな方はぜひプレイしてみてください。