『Megabonk』の正直プレイレビュー!ヴァンサバ風のバタ臭いRisk of Rain

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ちょっと前にXで見かけて面白そうだなーと思ってウィッシュリストに入れていた『Megabonk』。評判も良さそうだし休日前ということで購入して遊んでみました。

最初に見たときは「おもろそう」と感じるビジュアルでしたが、改めてじっくり見るとなんだかバタ臭い…。チープ感がすごいなと、購入直後に思いました。ただ値段は1000円。まあ、このくらいのクオリティだろうと割り切りました。

実際にプレイしてみるとチープさの裏側に潜んだ遊び心を見つけます。画面のチープさはあえてデザインされていることもプレイするとよくわかります。「これアーリーアクセス版じゃないの?」とストアを確認すると、普通に製品版。見た目はどう見てもアーリーっぽいのに、中身はしっかり製品版でした。

キャラふざけすぎ

前情報なしで遊び始めたのですが、最初に思い浮かんだのは「Risk of Rainだこれ」でした。お金を集めて宝箱を開け、パッシブスキルを手に入れていく感覚。当時、4歳だった長男と画面共有で遊んだ思い出が蘇ります。宝箱から飛び出すアイテムのアイコンの雰囲気や効果もそっくりで、「これ、Risk of Rainを作った会社の新作?」と勘違いするレベル。

ミッション指示にボスを探せとある→なんかゲート見つけた調べよう→でけえボスでた!これ倒してゲート潜れば良いんだな!

Risk of Rainやんけこれ!

目次

ある程度テクニックが必要だが楽しい

スキルに対するカンと、癖のあるキャラ移動を利用したフィールド移動はプレイヤーのスキルが求められるかもしれません。うまくスキルが揃っていけば縦横無尽にはしゃぎながら飛び回れて楽しいですが毎回序盤はキツイです。地道に1体ずつ倒しながらセコセコとお金と経験値を稼ぎ、宝箱を開けていきます。そう、まさにRisk of Rain!

移動速度、連続ジャンプ、着弾時に爆破!群がる敵に巨大なボス。蹴散らす爽快さ。これはヴァンサバ系というより、Risk of Rain系のヴァンサバと言っても過言じゃないくらいRisk of Rainリスペクトのゲームになっています。Risk of Rainが好きな人は確実に楽しいと思うはずです。Risk of Rain2じゃなく1の方です。1を立体にしてオート射撃になったゲームです。

ゲーム難易度は何度プレイしてもやりごたえが残るようになっているのでゲーム卒業のタイミングの見極めが難しくなっています。もしかすると定期的に遊びたくなるゲームになっているかもしれません。まだ10時間程度のプレイなのでもしかしたら後々出てくるかもしれませんが、今のところ基礎ステータスをアップさせる要素は見当たりません。つまり毎回大変だということです。

キャラクターによっては強くなりがちな性能を持っている者がいるので、アンロックを続けていけば難易度は若干下がっていきますがいい感じのバランスだと思います。

全スキルをアンロックするのは非常にしんどいのでどこかのタイミングでプレイを中断すると思いますが、今後のアップデートを含めてまだまだ長く楽しめるゲームだと思います。

1000円でこれだけ遊べれば元を取るどころじゃないですね。気になっている人は是非買いましょう。ヴァンサバ好きの人もTPSアクションが好きな人も両方にオススメです。Risk of Rainが好きな人は言わずもがな、すでに購入してプレイ済みのことでしょう。

お気に入りはモリゾーみたいなビジュのブッシュというキャラ
盾持ちのアテナも好き

散々言及したRisk of Rain(リブート版)

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