ファイナルファンタジー12 IZJS,TZA

販売元:スクエア・エニックス / 発売日:2007年8月9日 / 機種:PS2(PS4)

  • FF12 インターナショナル ゾディアック ジョブ システムの紹介

FF12 インターナショナル ゾディアック ジョブ システムの紹介

ファイナルファンタジー12 インターナショナル版は2006年3月16日に発売された通常無印のFF12を海外版として発売されたものを日本へ逆輸入したもの。

その際に大きく内容を変更し『ゾディアック ジョブ システム』とつけられた。大きな特徴はジョブシステムが実装された点である。また、その他細かい点が調整されている。

FF12の特徴

イヴァリースと呼ばれる世界を冒険するファイナルファンタジーの12作目。バックグラウンドの物語が膨大で様々な箇所でプレイヤーは置いてけぼりをくらうがFFの中でもかなり濃厚な設定になっている。気になる方は攻略本:FF12 アルティマニアオメガを読んでみてほしい。

特徴1:ADB(アクティブ・ディメンションバトル)

従来の画面切り替えでの戦闘は廃止され、フィールド上で出会ったモンスターとそのまま戦闘にはいる。野外やダンジョンのいたるところにモンスターの姿を確認でき、何かしらのアクションを仕掛けるかモンスターに気づかれて襲われると戦闘がはじまる。

リアルタイムのバトル

実際の時間逃れにそって行動する。何も行動していない場合も敵は攻撃を行うので気をつけたい。

対象との距離の概念がある

バトル中は味方・敵との位置に気をつける必要がある。武器や魔法・技に射程が設定してあり対応した距離へ移動する必要がある。また、アクションには効果範囲があるものも。

特徴2:キャラクター能力を決めるライセンス

敵を倒すことによりLPを取得できる。手に入れたLPを取得してライセンスボードのライセンスを取得する。隣接するライセンスしか取れないため取得ルートを吟味する必要がある。最終的にはほぼ全てのライセンスが取得できる。

無印版では全キャラのライセンスボードが同じ内容だったがインターナショナル版ではジョブ毎にボードの内容が変わるようになった。

特徴3:戦闘システム『ガンビット』

ターゲットとアクションを設定し、キャラクターが自動的に行動するように組み込むことができる。通常パーティメンバーはリーダーの指示がないかぎり行動を全くしないが、ガンビットを設定することで自動的に戦ってくれる。

ガンビットの種類は豊富で、『HPが80%以下の味方にケアルラ』『石化の味方に金の針』など細かく組み合わせることができる。使えるガンビットはライセンスボードで増やすことができる。

特徴4:ミストカート

ミストカートとは、ミストカートッジを必要とするアクションの総称。召喚獣とミストナックが含まれる。

ミストカートリッジ

召喚獣とミストナックを使用するために必要なストック。ひとりのキャラが持てるカートリッジの数は最大3つでライセンスボードから入手できる。このミストカートリッジはMPと連動しており1カートリッジが最大MP分の容量。最大MP分を越えてMPを回復させるとカートリッジが増える。カートリッジ分のMPが増えたことになるのでその分MP消費が可能。

召喚獣モード

ミストカートリッジを消費して召喚獣を召喚すると召喚獣モードになる。召喚獣モードになると使用したキャラと召喚獣だけがバトルを行う。召喚獣は通常のキャラクターのようにバトルに参加して戦う。インターナショナル版では召喚獣を操作できるようになり召喚時間も1分30秒から4分10秒へ延長された。

FF12のイヴァリースの世界ではイフリートなど親しみのある召喚獣はいなく、大きく変わっているのも特徴。

ミストナック

キャラクターが持つ固有の必殺技の総称。ミストナックもライセンスボードで入手する必要がある。ミストナックを発動させるとコマンド入力時間が発生しミストカートリッジ分の連携攻撃ができる。

ミストナックの連携が成功し一定の条件を満たすと融合技が発動する。

 

インターナショナル版[ZJS]で追加/変更された点

基本的なストーリーは変わっていないがシステム面等で大幅に改良されているため、無印版をプレイした方も非常に楽しめる内容になっている。

ゾディアックジョブシステム

もっとも変わった点であるジョブシステムの導入。これによりジョブの数だけライセンスボードが増えた。無印版は最終的に同じ性能になっていたが、ジョブシステムによって使用できる武器・魔法などが異なるためキャラクターを差別化できるようになった。

一度選んだ職業は2度と変更できないので初めに決める必要がある。選べるジョブは12種類ある。

スクリーンサイズが16:9のワイドが選択できるようになった

無印は4:3だったが昨今主流の16:9に対応。ただしメニュー等は横長に表示される。

3つの追加されたゲームモード

トライアルモード/強くてニューゲーム/弱くてニューゲームが追加された。

トライアルモード

全100ステージのバトル専用モード。セーブデータのレベルや持ち物を使うので物語を進めてから挑みたい。

強くてニューゲーム

キャラクターが初めからレベル90まで成長した状態で本編をプレイできる。本編エンディングを見ると追加される。なおセーブデータの内容は引き継がない。

弱くてニューゲーム

トライアルモードをクリアすると選択できる。敵を倒しても経験値を入手できないのでキャラクターのレベルが上がらないモード。LPだけは取得できるのでライセンスボードでのみ成長させる。

L1ボタンで高速プレイが可能になった

イベント以外が全て4倍速で進行するようになった。L1をもう一度押せば解除できる。

魔法・技・ガンビット・アイテムにも変更が加えられた

能力や金額など多くのパラメーターが変更された。中には名前が変わってしまったものもある。入手方法も変更…取得する機会が増えたといったほうが良いかもしれない。

ゲストメンバーや召喚獣が操作できるようになった

無印は触れなかったがゲストや召喚獣のコマンド入力ができるようになった。召喚獣はリーダーに変更することもできるようになり時間が4分10秒へ変更されたためフィールド移動にも活用できる。

ゲストメンバーのガンビットを変更できるようになったのも大きな変更点。

モンスターのパラメータの変更

種類と数は変わっていないが能力が変更されている。そのため強敵を倒す攻略法が変わってしまっている。トライアルモードのみに関しては追加されたモンスターがいる。

イベントのパワーアップ

ボイスが全て英語になった。無印で無言だったシーンでボイスが追加された箇所もある。

画面表示の微調整

HP等のUIなどちょっとした点が修正された。

FF12 IZJS 攻略配信記事

ニュース一覧

攻略記事一覧

MENU
MENU