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『Fallout 3』が当初の見下ろし型視点で発売されなかったのは経営陣がデモを見なかったから? 『Fallout: New Vegas』リードデザイナーが開発中止の真相を語る

2026年07月01日 | #ゲーム #発売 | VGC

『Fallout 3』が当初の見下ろし型視点で発売されなかったのは経営陣がデモを見なかったから? 『Fallout: New Vegas』リードデザイナーが開発中止の真相を語る

かつて開発が進められていた、初代『Fallout』のような見下ろし型視点の『Fallout 3』(コードネーム:Van Buren)がキャンセルされたのは、当時のInterplay経営陣がプロジェクトを真剣に見ていなかったからだと、『Fallout: New Vegas』のリードデザイナーを務めたジョシュ・ソイヤー氏が明かしました。もし彼らがデモを見ていれば、開発中止はなかっただろうと語っています。

『Fallout 3』幻の初代バージョン

『Van Buren』は、初代『Fallout』と『Fallout 2』と同様の見下ろし型視点を採用しつつ、ピクセルグラフィックからポリゴン3Dへと進化させる計画でした。しかし2003年に開発が中止され、その5年後に発売されたのは、現在のような一人称・三人称視点のアクションRPGスタイルへと変更された、全く異なる『Fallout 3』でした。ソイヤー氏は「The Examined Game」のインタビューで、Interplayの幹部が開発中に『Van Buren』のデモを見ることをしなかったと指摘。その後、デモを実際に見ていれば中止しなかったと彼らが認めたとのことです。

開発中止の経緯と当時の状況

ソイヤー氏は当時、『Van Buren』のリードシステムデザイナーを務めていました。多くの主要メンバーがObsidian Entertainmentを結成するためにBlack Isle Studiosを離れた後も、ソイヤー氏はプロジェクトの継続を望んでいましたが、リソースが徐々に削られ、最終的には制作不可能になったと述べています。特に決定打となったのは、残された数少ないキャラクターアーティストが別のプロジェクトに引き抜かれた時だそうです。ソイヤー氏は、当時のBlack Isle StudiosとInterplayのオフィスは同じ建物の上階と下階にあり、何度もデモを見に来るよう招待したにもかかわらず、幹部が一度も足を運ばなかったことを残念がっています。最終的に、プロデューサーが残された幹部にデモを見せたところ、「もしこれを知っていたら、キャンセルしなかったかもしれない」と言われたとのことです。