元PlayStationトップが警鐘!『PS2』の成功は今の世代では再現不可能?高騰するハードウェアコストがゲーム業界の未来を変える可能性
2026年07月03日 | #ゲーム #発売 #ハード・周辺機器 | GamesRadar+
元PlayStationのトップが、PS2の成功の鍵となった要因は現在の世代では再現できないと警告しており、その背景には高騰するハードウェアコストがあるとのことです。これは、ゲーム業界におけるコンソール販売戦略に大きな影響を与える可能性があり、今後のPlayStationの動向に注目が集まっています。
高騰するハードウェアコストの現状
2014年から2019年までSIEアメリカの社長兼CEOを務めたショーン・レイデン氏によると、現在のチップおよび半導体市場は大きなプレッシャーにさらされています。暗号通貨に続き、AIがメーカーの関心を独占しているため、コンソールメーカーは規模の経済を達成するのに苦労しており、その結果、ハードウェアの価格が下がらなくなっているとのことです。この状況は数年前から続いており、AI技術の需要が供給を大幅に上回り、全体的に価格が上昇する原因となっています。
PS2時代の戦略は困難に
これまで、コンソールはライフサイクルの中盤で価格が下がり、より多くのユーザーが購入できるよう促すのが一般的でした。これにより、ライバルブランドの初期購入者がもう一方のコンソールを手に入れたり、予算が限られているユーザーも購入しやすくなったりしていました。レイデン氏はこの戦略がPS2の成功に不可欠だったと指摘しています。PS2は末期には非常に安価になり、約1億6,000万台という史上最高の販売台数を記録しましたが、その販売の大部分はコンソールの価格が99ドルに下がった後に達成されたとのことです。しかし、現在のハードウェアコストの状況では、このような大幅な価格引き下げは「現在の世代ではおそらく見られないだろう」とレイデン氏は述べており、PS5や将来のPS6がPS2よりも高価になる可能性が高いとのことです。