『The Elder Scrolls』や『Fallout』シリーズを27年間支えたベテランキャラクターアーティストがXboxの大規模な人員削減で解雇されることが判明。『Skyrim』のカジートやアルゴニアンの再デザインにも貢献した主要開発者の離脱が明らかに
2026年07月09日 | #ゲーム | GamesRadar+
マイクロソフトのゲーム部門で大規模な人員削減が実施され、ベセスダ・ソフトワークスの主要なキャラクターアーティストであるクリスティアーネ・マイスター氏が解雇されたことが明らかになりました。マイスター氏は『The Elder Scrolls III: Morrowind』から『The Elder Scrolls V: Skyrim』、『Fallout 3』、『Fallout 4』、『Fallout 76』といった人気作品に27年間携わってきたベテラン開発者です。今回の解雇は、今週発表されたXbox部門の1,600人規模の削減の一環と見られており、2027会計年度末までに合計3,200人が職を失う予定とのことです。
主要作品を支えたベテランアーティストの功績
マイスター氏のLinkedInプロフィールによると、彼女はベセスダの「元」キャラクターアーティストとなり、「現在求職中」と記載されています。彼女は『The Elder Scrolls』シリーズにおいて、『Morrowind』から『Skyrim』に至るまで、キャラクターアートアセットのデザイン、作成、管理を担当していたとのこと。特に『Skyrim』では、カジートやアルゴニアン、馬などの再デザインを手掛けたことが2022年のブログで語られており、作品の視覚的アイデンティティ形成に深く貢献していました。今回のベテランアーティストの解雇は、Xboxが主力フランチャイズに注力しているにもかかわらず、その中核を担う才能をも削減の対象としていることを示しています。
業界全体に広がる人員削減の波
今回のようなベテラン開発者の解雇は、マイスター氏に限った話ではありません。Xboxの最新の人員削減では、Xbox OneでのXbox 360ゲームの後方互換性プログラムを主導した37年ものキャリアを持つマイクロソフトのベテラン、ケビン・ラシャペル氏も解雇されています。ベセスダ・ゲーム・スタジオの労働組合は、今回の人員削減を「さらなる利益追求のための削減の連鎖」と批判しており、マイクロソフトやXboxに限らず、ゲーム業界全体で数年にわたる人員削減の危機が続いていると指摘しています。このような人員削減は、冷酷に見えるだけでなく、長年ゲーマーが愛してきたフランチャイズの視覚的アイデンティティにも影響を与える可能性があります。