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Xboxが事業再編で3,200人規模の人員削減を発表、Obsidian Entertainmentは『Fallout』新作に注力し『Avowed』続編は棚上げの可能性!『Pillars of Eternity』ユニバースの未来は?

2026年07月10日 | #ゲーム #アプデ #発売 | Polygon

Xboxが事業再編で3,200人規模の人員削減を発表、Obsidian Entertainmentは『Fallout』新作に注力し『Avowed』続編は棚上げの可能性!『Pillars of Eternity』ユニバースの未来は?

Xboxが事業再編の一環として大規模な人員削減を発表し、ゲーム業界に衝撃が走っています。この人員削減は、合計3,200人規模で来年の夏までに実施される予定で、『Doom』の開発元であるId Softwareを含む多くのスタジオに影響が出ているようです。特にObsidian Entertainmentは今回のリストラの第一波でスタッフの25%を失い、スタジオの方向性にも大きな変化があったと報じられています。Bloombergのレポートによると、残されたチームは新しい『Fallout』ゲームの開発を命じられており、Xboxが主要IPに焦点を絞る姿勢を明確にしているとのこと。この方針転換により、2025年にリリースされた『Avowed』の続編など、進行中のプロジェクトが棚上げされる可能性が出てきています。

『Avowed』続編の行方と『Fallout』新作へのシフト

Obsidian Entertainmentが手掛けていた『Avowed』の続編は、今回の事業再編によって優先度が下がったとされています。一部の情報では、チームがこのプロジェクトの調整を続け、将来的に再提案する意向であるとも伝えられていますが、現時点ではMicrosoftの優先事項ではないようです。『Avowed』は2025年に新たなシリーズとして登場し、すでに強固な世界観を構築していたため、続編が開発されない可能性はファンにとって非常に残念なニュースと言えるでしょう。一方、チームは今、新たな『Fallout』ゲームの開発に注力していると報じられており、これはXboxが人気IPに資源を集中させる戦略の一環と考えられます。

『Pillars of Eternity』ユニバースの持つ可能性

『Avowed』は、Obsidianの『Pillars of Eternity』ユニバースを舞台にしたRPGです。このユニバースは2015年の『Pillars of Eternity』で初めて紹介され、架空の世界「Eora」を舞台に、超自然現象や宗教的対立が描かれています。この世界の最も魅力的な点は、真の神が存在せず、古代の種族が人工的に創造した「神」によって道徳的秩序が保たれているという設定です。このユニークな前提は、従来のDungeons and Dragonsのような世界観とは一線を画しており、CRPG(コンピュータRPG)として高い評価を得ました。『Pillars of Eternity』シリーズは、2015年のローンチで高い評価を受け、2018年には続編『Pillars of Eternity 2: Deadfire』もリリースされ、カルト的な人気を獲得しています。Microsoftが2018年にObsidianを買収して以降、シリーズはしばらく沈黙していましたが、『Avowed』で再びEoraの世界に新たな物語が紡がれました。『Avowed』は、広大なオープンワールドを期待した一部のプレイヤーには賛否両論があったものの、複雑なCRPGの世界への素晴らしい入門作となりました。Xboxは『Pillars of Eternity』ユニバースをさらに発展させ、主流市場に押し出す大きな可能性を秘めていたと考えられますが、今回の方向転換により、その計画は不透明になっています。

CRPG市場の動向とXboxの戦略

2023年にLarian Studiosがリリースした『Baldur's Gate 3』は、CRPGがいまだに大きな需要を持つことを証明しました。数々の賞を受賞したこのゲームは、プレイヤーが緻密な選択肢によって物語を紡ぐ、奥深いファンタジーアドベンチャーの楽しさを再発見させました。しかし、その成功に続くゲームは少なく、それは多くのスタジオが同様のゲームを開発する手段を持たないためでもあります。Obsidian Entertainmentは、強力な世界構築のセンス、RPGシステムへの情熱、そして選択肢によって物語が変化するシステムの習熟度など、『Baldur's Gate 3』のような次世代CRPGを開発するために必要なすべてのツールを持っていた数少ないスタジオです。しかし、今回のXboxの決定により、チームは『Fallout』の開発に注力することになり、『Pillars of Eternity』ユニバースの可能性を追求する機会は失われつつあります。Xboxの今回の事業再編は、ゲーミングブランドが持つ可能性を最大限に引き出せているのかという疑問を投げかけています。『Pillars of Eternity』のようなユニバースは、どのようなパブリッシャーも喉から手が出るほど欲しいものであり、Xboxはこの潜在的な宝の上に座っている状態と言えるでしょう。