『マジック:ザ・ギャザリング』大成功の裏でWizards of the Coast社長が電撃辞任! その背景と今後の展望、そしてゲーム業界への影響とは?
2026年07月29日 | #ゲーム #ニュース #アプデ | Polygon
Wizards of the Coast(WotC)の社長であるジョン・ハイト氏が、9月1日をもって辞任することが明らかになりました。同氏は2024年にWotCに入社し、かつてBlizzard Entertainmentで『Warcraft』フランチャイズのエグゼクティブプロデューサー兼ゼネラルマネージャーを務めていた経歴を持っています。ハイト氏のリーダーシップの下、『マジック:ザ・ギャザリング』や『ダンジョンズ&ドラゴンズ』といった人気タイトルを擁するWotCは、2025年に前年比45%の収益成長を達成し、史上最高の会計年度を記録しています。特に『マジック:ザ・ギャザリング』は年間収益が過去最高を更新し、前年比59%増を達成しており、最近では四半期収益が史上初めて1億ドルを超え、Hasbroの四半期収益の約48%を占めるなど、まさにWotCの牽引役としてその存在感を示しています。
成功の裏にある意外な決断
今回の発表は、『マジック:ザ・ギャザリング』が四半期収益で大成功を収めた直後、そして大規模な新製品情報が共有される予定の「Dungeons & Dragons Vision Keynote at GenCon 2026」の数日前に飛び込んできたため、業界内外に驚きを与えています。WotCはハイト氏の退任について、「9月1日付でジョン・ハイトが社長の職を離れることになったが、彼のリーダーシップと貢献に深く感謝している。彼はアドバイザーとしてWotCをサポートしつつ、自身の情熱を傾ける他のクリエイティブおよびプロフェッショナルな機会を追求する」とコメントしています。また、ビジネスの強さには変化がなく、『マジック:ザ・ギャザリング』と『ダンジョンズ&ドラゴンズ』は引き続き好調を維持しており、2027年のビデオゲームラインナップも順調に進んでいるとしています。
ビデオゲームポートフォリオの再編と今後の展望
ハイト氏の辞任の背景には、WotCがいくつかの開発中のゲームタイトルを中止したことで、ビデオゲームポートフォリオに数百万ドルの減損費用が発生したことが影響しているという憶測も飛び交っています。ビデオゲーム業界出身のハイト氏には、WotCのデジタル戦略を強化する役割が期待されていましたが、現時点では『Warlock』という『D&D』のビデオゲームタイトルのみが開発中とされています。WotCは現在、ハイト氏の後任を社内外で探し始めており、適切な時期に情報が共有されるとのこと。ハイト氏自身は9月1日以降もコンサルタントとしてWotCに留まる予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 退任日 | 2026年9月1日 |
| 前職 | Blizzard Entertainment(『Warcraft』フランチャイズ) |
| 役職 | エグゼクティブプロデューサー兼ゼネラルマネージャー |