『マジック:ザ・ギャザリング』Star Trekコラボで“完璧なカーク”カードをブランドン・サンダーソンが称賛
『マジック:ザ・ギャザリング』とStar Trekのコラボをめぐり、作家ブランドン・サンダーソンがジェームズ・T・カークのカードを高く評価しました。注目を集めているのは、手札がない状況でも選択肢を生み出せる能力です。一方で、この反応をきっかけに、サンダーソンが手がけるCosmere作品との将来的なコラボレーションを予想する声も広がっています。
サンダーソンが評価したカークの能力
サンダーソンは、共同ホストのDan Wellsと配信したポッドキャストで、2026年11月に登場するStar Trek関連カードについて語りました。なかでも取り上げたのが、モノレッドのキャプテン・ジェームズ・T・カークです。カードには、ウィリアム・シャトナーが演じた初代シリーズ版カークの姿が描かれています。
サンダーソンはこのカードについて、手札にカードがないときでもカードを引ける点や、カードを捨ててから引き直すことで手札に応じた選択ができる点を評価しました。さらに、レッドシャツを生み出し、鼓舞する演説によって味方全体を強化する能力にも触れ、「解決できない問題を解決してくれる」と説明しています。サンダーソンとDan Wellsは、このデザインを“完璧なカーク”と表現したとのことです。
カードの収録形態と発売時期
今回話題になったカードは、予約受付中のCommander Deckに収録されるカードではなく、通常のベースセットから入手できる複数のカーク版のひとつです。ただし、Star Trekセットの発売は11月の予定で、原文記事の時点ではこのカードがどの程度の頻度で出現するのかは明らかになっていません。記事中では発売日として2026年11月13日が示されています。
カークには複数のバージョンが用意されるため、今回のカードだけが唯一の採用候補というわけではありません。それでも、手札が空のときに補充できる効果、手札を入れ替える効果、盤面を強化する効果を1枚にまとめた設計は、キャラクターの立ち位置をゲーム上の能力で表現した例として紹介されています。
Cosmereとのコラボ説が再浮上
サンダーソンが今回のカードを語った理由について、原文筆者は、単にStar Trekとマジックの両方を好んでいるためかもしれないとしつつ、別の可能性にも言及しています。サンダーソンはテーブルトップゲームの展開に関心を示しており、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストとの関係も続いているため、彼の代表作群CosmereがUniverses Beyondでカード化される前兆ではないか、という見方です。
この説は今回初めて出たものではありません。サンダーソンは2025年3月、Tarkir Dragonstormの新カードを独占的に先行紹介しており、ファンの間では、彼がすでにStormlight Archiveのオリジナルセットを作ったという話も広まっています。ただし、記事ではCosmereとのコラボが正式に発表されたとはしていません。
今後の関連展開としては、Cosmere作品のApple TV向け映像化が進められているほか、Stormlight Archiveを題材にした大型ボードゲームも同年後半のKickstarterに向けて準備されています。原文筆者は、こうした動きがある以上、将来のマジックとのコラボレーションを否定するのは難しいと見ていますが、現時点ではあくまでファンの予想にとどまります。