EAのCEOアンドリュー・ウィルソン氏、『Battlefield 6』の成功とAI戦略推進により2026年度ボーナスが3,800万ドルに達したと判明。開発者レイオフと同時期の高額報酬に注目が集まる
2026年07月29日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
エレクトロニック・アーツ(EA)のCEO、アンドリュー・ウィルソン氏が、2026年度の会計年度において、ゲーム事業の好調な業績と新たなAI戦略の実行により、3,800万ドルのボーナスを受け取ったことが明らかになりました。このうち800万ドルは追加ボーナスとのことで、特に『Battlefield 6』の成功が大きく貢献したと報じられています。この情報は、上場企業に義務付けられている10K報告書によって開示されており、EAの財務状況や事業運営の詳細が確認できます。
『Battlefield 6』が「すべての目標を達成」
10K報告書によると、『Battlefield 6』は「高品質なローンチに向けたすべての目標達成」に成功したとされています。また、『EA Sports FC』は「特定の維持目標を達成し、特定の地域におけるFCモバイルの視聴者成長目標を達成、主要な製品実行マイルストーンも達成」したとのこと。その他にも、『Skate』は目標とするプレイヤー数を上回り、『EA Sports American Football』も「特定の購入目標」をクリアしたと報告されており、全体的にEAの主力タイトルが好調だったことが伺えます。
AI戦略の推進と役員報酬の増加
EAは、2024年後半にウィルソン氏が「ビジネスのまさに核心」と呼んだAI戦略を積極的に推進しており、複数の主要な戦略的AIパートナーシップを締結し、ジェネレーティブAI投資フレームワークを立ち上げています。この技術は、研究、事業拡大、効率性向上に活用されているとのことです。また、ウィルソン氏だけでなく、CFOのStuart Canfield氏が約1,100万ドル、社長のLaura Miele氏が1,200万ドル、最高人事責任者のMala Singh氏が800万ドル、最高法務責任者のJacob Schatz氏が700万ドルなど、他の上級役員も多額のボーナスと株式報酬を受け取っています。
レイオフと同時期の役員報酬
一方で、この会計年度にはCriterion、Dice、Ripple Effect、Motive Studiosといった複数の開発スタジオで、『Battlefield』シリーズの開発者を含むレイオフが行われていたことも判明しています。これに対しEAの広報担当者は、「コミュニティにとって最も重要なことにチームをより適切に合わせるため、『Battlefield』組織内で一部変更を行った」とコメントしており、「『Battlefield』は引き続き最優先事項であり、プレイヤーのフィードバックと『Battlefield Labs』からの洞察に基づいて、フランチャイズへの投資を続けていく」としています。このような状況下での高額な役員報酬は、一部で議論を呼ぶ可能性もあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CEOボーナス(2026年度) | 3,800万ドル |
| CFO報酬(2026年度) | 約1,100万ドル |
| 社長報酬(2026年度) | 1,200万ドル |