EAのCEO報酬が平均従業員の305倍に、ボーナス800万ドル増額と最大1億2500万ドルの退職金可能性で波紋。『Battlefield 6』開発者の人員整理中に巨額報酬が明らかに
2026年07月30日 | #ゲーム | GamesRadar+
先日、『Battlefield 6』の開発スタジオで人員整理が行われ、多くの開発者が職を失う事態となりましたが、EAのCEOであるアンドリュー・ウィルソン氏の報酬は大幅に増加していることが明らかになりました。2026会計年度において、同氏の報酬はEAの平均的な従業員の305倍にも達しており、その背景には800万ドル(約12億7000万円)のボーナス増額があるとのことです。さらに、今後予定されている買収に伴い、同氏には最大1億2500万ドル(約199億円)の退職金が支払われる可能性もあると報じられています。
CEOの報酬と従業員の待遇格差
EAが新たに発表した年次報告書によると、2026会計年度におけるアンドリュー・ウィルソンCEOの年間総報酬は、平均的な従業員の305倍に相当する金額でした。これは前会計年度と比較して800万ドルもの増額であり、同氏の基本給が100万ドル(約1億5900万円)で据え置かれていることを考えると、そのほとんどがボーナスによるものであることが分かります。報告書では「実際に支払われた報酬」として、ウィルソン氏には合計305倍の金額が支払われたと説明されています。
今後の買収とCEOの巨額退職金
EAは現在、サウジアラビアの政府系ファンドやその他の投資会社による100億ドル(約1兆5900億円)規模の買収が予定されており、欧州委員会もこれを承認しています。この買収に関連して、ウィルソンCEOは「支配権の変更に伴う解雇」を含む「適格な解雇」が発生した場合、最大で1億2500万ドルの追加報酬を受け取る資格があるとのことです。これは、EAが戦略的に「二重引き金型退職金」と呼ぶ制度を導入しているためとされています。また、ウィルソン氏は2026会計年度中に、個人的な旅行目的で会社の航空機を最大75時間使用することも許可されていたようです。一方で、『Battlefield 6』の開発者たちは「高品質なローンチ」と「すべてのマイルストーン達成」にもかかわらず、多くの人員整理に直面しており、依然として職を探している状況とのことです。