『Battlefield 6』大成功の裏でEAのCEOが巨額報酬を手に、一方で開発者にはレイオフの波が押し寄せていたと判明
2026年07月30日 | #ゲーム #ニュース | Polygon
ビデオゲーム業界が厳しい状況に直面する中、Electronic Arts(EA)のCEOであるAndrew Wilson氏が、大ヒット作『Battlefield 6』の成功により、前会計年度に巨額の報酬を得ていたことが明らかになりました。一方で、同ゲームの開発に携わったスタッフの一部はレイオフ(一時解雇)されていたとのことで、この状況は業界内で大きな波紋を呼んでいます。
『Battlefield 6』がもたらした驚異的な成功と報酬の実態
EAが米国証券取引委員会に提出した書類によると、Wilson CEOは前会計年度に合計7,000万ドル(約100億円超)の報酬を受け取っていました。この大部分は、株式報酬や非株式インセンティブプラン、その他の報酬によるもので、前年から約3,000万ドル以上の増加です。また、他の主要役員もそれぞれ数百万ドルから1,000万ドルを超える報酬を得ています。EAは前会計年度に9%増となる70億ドル(約1兆円超)の純収益を記録しており、Wilson CEOは「才能あるチームと規律ある実行によって、象徴的なBattlefieldフランチャイズの信じられないほどの成功を筆頭に、記録的な会計年度を達成した」と報告しています。
成功の裏で開発者を襲ったレイオフの波
『Battlefield 6』はフランチャイズ史上最大のローンチを飾り、同年リリースされた『Call of Duty』シリーズのゲームを初めて上回る売上を記録しました。2025年には米国で最も売れたゲームとなり、12月までに2,000万本以上を販売したとアナリストは報告しています。しかし、このような圧倒的な成功にもかかわらず、EAは3月にCriterion、Dice、Ripple Effect、Motive Studiosなど複数のスタジオで、具体的な人数は不明ながらも「再編」と称して開発者の一部をレイオフしました。EAの広報担当者は当時IGNに対し、「コミュニティにとって最も重要なことにチームを合わせるため、Battlefield組織内で選択的な変更を行った。Battlefieldは我々の最大の優先事項の一つであり、プレイヤーからのフィードバックとBattlefield Labsからの洞察に基づいて、フランチャイズへの投資を続けている」とコメントしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| EA CEO報酬(前会計年度) | 7,000万ドル(約100億円超) |
| EA純収益(前会計年度) | 70億ドル(約1兆円超) |
| 『Battlefield 6』販売本数(2025年12月まで) | 2,000万本以上 |