EAの550億ドル規模の非公開化買収が来週8月4日に完了へ、『Battlefield』開発元の運命にも注目が集まる!
2026年07月31日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
かねてより進行していたElectronic Arts(EA)の非公開化が、ついに来週8月4日に完了することが明らかになりました。SECへの新たな提出書類で、EAは今回の買収がすべての必要な規制当局の承認を得ており、サウジアラビアの政府系ファンド(PIF)が主導する投資家グループが同社の所有権を取得することになると発表しています。この買収は多方面で議論を巻き起こしていましたが、ついにその結末を迎えようとしています。
EAが非公開企業へ
EAは7月30日付けのSEC提出書類で、「合併を完了するために必要なすべての規制当局の承認が得られました」と述べています。これにより、同社は8月4日の取引終了時を目途に合併が完了すると見込んでおり、残るは合併契約に定められた慣例的なクロージング条件の充足または免除のみとなっています。買収が完了すると、サウジアラビアのPIFがEA株の93.4%を保有し、残り1.1%をドナルド・トランプ元米大統領の義理の息子であるジャレッド・クシュナー氏率いる投資会社Affinity Partnersが、5.5%を別の投資グループであるSilver Lakeが取得するとのことです。欧州委員会は先週、EU合併規則の下でこの取引を承認しており、「企業が活動する市場における競争への影響が限定的であるため、競争上の懸念を生じさせない」と結論付けています。
買収完了がもたらす影響
この買収は、これまでさまざまな議論を呼んできました。開発者たちは人員削減やスタジオ閉鎖を懸念しており、アメリカの複数の上院議員は「外国の影響力と国家安全保障上のリスク」を心配しているとのこと。また、プレイヤーからは、人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチが「国のひどい人権記録をごまかすためにスポーツやエンターテイメントへの投資を利用している」と非難するサウジアラビアPIFの影響力が、EAの多様性のあるゲーム開発への意欲に大きな影響を与えるのではないかとの懸念も上がっています。