『マジック:ザ・ギャザリング』のコラボセット『アバター:伝説の少年アン』から、デザイナーが「カタラ、水の部族の希望」の秘められたポテンシャルを語る。水曲げ師のファンタジーを体現する強力な統率者として注目される「カタラ」の能力と戦略を解説
2026年08月06日 | #ゲーム #発売 | Polygon
『マジック:ザ・ギャザリング』(MTG)のデザイナーであるクリス・ムーニー氏が、コラボレーションセット『アバター:伝説の少年アン』に登場する伝説のクリーチャー「カタラ、水の部族の希望」について、その秘められたポテンシャルを語り、より多くのプレイヤーに試してほしいとコメントしています。多くのプレイヤーが強力な効果を持つ統率者(コマンダー)を好む傾向にありますが、ムーニー氏は、このカードが持つ爆発的な能力に注目してほしいと考えているようです。
「カタラ、水の部族の希望」の驚くべき能力
「カタラ、水の部族の希望」は、5マナ(無色2、白1、青2)で召喚できる3/3の警戒持ちクリーチャーです。戦場に出た際、1/1の同盟者クリーチャー・トークンを生成します。彼女の真価は、その起動型能力「水流の曲げ」にあります。これはXマナを支払うことで、あなたがコントロールするクリーチャーの基本P/T(パワー/タフネス)をX/Xにする能力です。このXマナの支払いには、あなたがコントロールするアーティファクトやクリーチャーをタップして助けとすることができます。ムーニー氏は、「カタラ、水流の曲げの希望」が、彼女の3色のバージョンよりもはるかに危険な戦闘脅威になり得ると評価しています。
盤面を制圧する戦略性
ムーニー氏によると、「カタラ、水の部族の希望」は序盤にキャストする統率者としては最適ではないものの、中盤から終盤にかけて盤面が整った状態でプレイされると、突如として対戦相手を倒すほどの爆発力があるとのことです。青と白のトークン戦略に焦点を当てることで、多くの小さなクリーチャーを展開し、その後に「水流の曲げ」能力で一時的に強化し、大ダメージを与える戦術が非常に有効です。同じ『アバター』セットの「南極の旅人」や「スギ、勇敢な救助者」といったカードは、同盟者トークンを生成するのに役立ちます。また、「水曲げの修復」のようなブリンク効果で「カタラ」の登場時能力を再誘発させたり、「荒野の確保」や「大いなるクレッシェンド」といった呪文で大量の1/1クリーチャー・トークンを生み出したりすることで、彼女の能力を最大限に活かすことができます。
隠れた名統率者
現在、「カタラ、水の部族の希望」はEDHRECのデータで統率者人気ランキング1,448位と、決して上位ではありません。これは、プレイヤーがターンごとに安定したアドバンテージを生み出す統率者を好む傾向にあるためだとムーニー氏は分析しています。「火の王アズーラ」のように、攻撃するたびにマナを生み出し呪文をコピーするような分かりやすく強力なカードが人気を集める一方、「カタラ」は一見地味に見えるかもしれません。しかし、ムーニー氏は、「カタラ、水の部族の希望」が「水の要素」である「変化」を体現しており、その柔軟なマナ支払い能力が、水流の押し引きのような感覚を表現していると語っています。盤面を小さなクリーチャーで埋め尽くし、一気に大波となって対戦相手を押し流すようなプレイは、水曲げ師のファンタジーを存分に味わえるでしょう。