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幻の『Demon's Souls』プロトタイプ版が公開! 未実装の一人称視点や初期デザインの敵からフロム・ソフトウェア作品のルーツが明らかに!

2026年08月08日 | #発売情報 | GamesRadar+

幻の『Demon's Souls』プロトタイプ版が公開! 未実装の一人称視点や初期デザインの敵からフロム・ソフトウェア作品のルーツが明らかに!

ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンスタジオが2007年に作成した、今では失われた幻の『Demon's Souls』プロトタイプ版のプレゼンテーションが、ゲーム史研究家Lance McDonald氏によって公開されました。このプロトタイプ版は、最終版には採用されなかった数々の要素や、初代『DARK SOULS』シリーズにも通じるデザインのルーツが垣間見える貴重な内容となっており、ゲームファンにとってはまさに「モナ・リザが描かれるのを見ているようだ」と評されるほどの発見が詰まっています。

幻の「一人称視点」と未実装の敵

プロトタイプ版では、現在では考えられない「一人称視点」でのプレイが可能だったことが明らかになりました。これは、フロム・ソフトウェアが過去に手掛けた『King's Field』シリーズを彷彿とさせるもので、もし実装されていたらボス戦の迫力は凄まじいものになっていたことでしょう。また、製品版には登場しなかった、蛇のような首を持つ騎士や、溶岩の洞窟に潜むドラゴンなど、初期デザインの段階で検討されていたと思われる数々の未実装の敵キャラクターも確認できます。これらの敵は、その後のフロム・ソフトウェア作品に登場するボスたちの原型になった可能性も示唆しており、非常に興味深い点です。

ソウルシリーズの根幹をなす「ネットワーク機能」へのこだわり

このプレゼンテーションでは、当時の一般的なオンラインRPGが「時間のかかりすぎるもの」と認識されていた中で、『Demon's Souls』が「ネットワーク接続性」を重視していたことが強調されています。他プレイヤーの幻影やメッセージ、協力プレイといった、現在のソウルシリーズの核となる要素が、開発初期からいかに重要視されていたかが分かります。また、初期のコンセプトアートには、『ELDEN RING』のリムグレイブにあるストーンソードキーのボスエリアを思わせる石の環が配置された草原や、後に『DARK SOULS』のデーモンの炎司祭を彷彿とさせるドラゴンの姿も描かれており、フロム・ソフトウェア作品の根底に流れるデザイン思想の一端を垣間見ることができます。