吉田修平氏が新作RPG『Clair Obscur: Expedition 33』開発に助言、「ターン制RPG」という呼称がゲームの魅力を損ねると指摘し大ヒットに貢献
2026年08月18日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
PlayStationの元重役として知られる吉田修平氏が、新作RPG『Clair Obscur: Expedition 33』の開発チームに対し、「ターン制RPG」という呼称を避けるよう助言していたことが明らかになりました。吉田氏によると、このジャンル名は一部のプレイヤーにとって時代遅れに聞こえ、ゲームを見過ごされてしまう可能性があると指摘されています。
新しい戦闘システムをより魅力的に
吉田氏は『Clair Obscur: Expedition 33』の戦闘システムを高く評価しており、自身がプロデューサーを務めた『The Legend of Dragoon』に例えるほどでした。しかし、「ターン制RPG」という言葉が持つイメージが、ゲームの革新的な要素を隠してしまうことを懸念していたとのことです。開発元のSandfall InteractiveとパブリッシャーのKepler Interactiveは、吉田氏の助言を受け入れ、ゲームの戦闘を「リアクティブ・ターン制バトル」と表現することにしたとされています。これにより、従来のターン制にリアルタイムのパリィや回避といったアクション要素が融合した、このゲームならではの戦闘システムがより魅力的に伝わったとみられています。
発売前から注目を集めた戦略
吉田氏は2025年にPlayStationを離れた後、パブリッシャーやデベロッパーへのアドバイザーとして活動しており、今回のエピソードは、インディーデベロッパーが適切なパブリッシャーを選び、説得力のあるプレゼンテーションを行うためのパネルディスカッションで語られました。彼は発売の2年前にはゲームのデモをプレイし、そのポテンシャルをいち早く見抜いていたようです。この戦略が功を奏し、『Clair Obscur: Expedition 33』は発売初月に330万本を売り上げ、2025年10月には550万本に達する大ヒットを記録しました。さらに、同年のThe Game Awardsで複数の賞を獲得し、Eurogamerの「2025年ベストゲーム50選」では2位にランクインするなど、高い評価を受けています。