『グランド・セフト・オートVI』偽リーク動画が拡散、AI技術の悪用で情報混乱
2026年08月21日 | #ゲーム | GamesRadar+
『グランド・セフト・オートVI』のリーク情報がインターネット上で拡散する中、AIによって生成された偽のリーク動画が多数出回っており、オンライン情報の信頼性が改めて問われています。
『グランド・セフト・オートVI』のリークと偽情報の拡散
ハッカー集団「Cyberleek」が8月18日から『グランド・セフト・オートVI』(以下、本作)の動画を公開し始めたとされていますが、その多くは著作権侵害を理由に削除されています。しかし、X(旧Twitter)やYouTubeでは、生成AI技術を駆使した精巧な偽のリーク動画が大量に出回っており、多くのファンが騙されている状況です。これらの偽動画には、不自然なカメラワークやスペルミスといった「見破るヒント」があるものの、フォトリアルな画質やHUDの不整合など、一見して高品質に見えるものもAIによる偽情報の兆候とされています。中には、特定のAIソフトウェアを使って偽の動画を作成する方法を公開しているアカウントも存在するといいます。
リークの背景とハッカーの要求
Rockstar Gamesは2026年6月に本作をデジタル版のみでリリースすると発表しており、パッケージ版を求めるコレクター層から強い反発を受けていました。Cyberleekは、開発元が本作のパッケージ版を制作することを含む一連の要求に応じれば、リークを停止すると主張しています。また、本作は近日中にNetflixで長時間のプレビューが配信される予定であり、開発元にとって重要な時期を迎えています。
リーク情報の真偽とAIの影響
現状、本物のリーク動画とされているのは、ハッカーであるCyberleekが自身の仮想通貨を宣伝するために透かしを入れたものだけだといいます。リークされた動画がいつ、どのようにして入手されたのかは不明ですが、ReseteraのRockstar Games関係者を名乗る人物は、1年前の開発ビルドからのものだと主張しています。一方で、ハッカーがNetflixで配信予定のスペシャル映像を盗んだと推測するファンもいます。しかし、最新のリーク動画では、キャラクターが銃弾でハッカー組織の名前を綴っているように見えることから、Cyberleekがプレイ可能なビルドにアクセスしている可能性も示唆されています。生成AIの普及により、オンライン上の情報、特にゲームのリーク情報に対する疑念がこれまで以上に高まっており、真偽を見極めることが困難になっています。