『バルダーズ・ゲート3』のマインド・フレイヤー変身がD&Dのプレイテストに登場
テーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)」のメーカーであるWizards of the Coastが、人気RPG『バルダーズ・ゲート3』に登場するマインド・フレイヤーへの変身を、テーブルトーク版D&Dで再現するプレイテストを実施しています。この変身は、プレイヤーキャラクターが寄生生物に脳を食い尽くされ、異形の存在へと変貌するという『バルダーズ・ゲート3』の物語の核となる要素です。
『バルダーズ・ゲート3』の変身要素がD&Dに登場
Wizards of the Coastが公開した新たなプレイテスト「Unearthed Arcana」では、「Underdark Options」としてD&Dプレイヤー向けの様々な選択肢が提示されています。その中でも特に注目されるのが「Path of Ceremorphosis」です。これはプレイヤーキャラクターが段階的にマインド・フレイヤーへと変貌していく過程を描くもので、『バルダーズ・ゲート3』におけるプレイヤーキャラクター「Tav」の変身の旅に部分的に影響を受けているとのことです。
マインド・フレイヤーへの変身プロセス
この変身はレベル4で「Tadpole Host」という特技から始まります。これにより、キャラクターは体内の寄生生物との共生関係を築き、基本的なサイキック能力として「Mind Sliver」呪文を獲得します。レベルアップするにつれて、プレイヤーはさらに3つの中レベル特技を習得できます。
- Illithid Thrallmaker: 知力またはカリスマを強化し、「Charm Person」呪文を付与します。
- Tadpole’s Safeguard: 防御的な特技で、便利な「Shield」呪文を付与します。
- Ulitharid’s Might: 筋力を強化し、顔の触手で敵を攻撃する特殊能力を与えます。
そして、レベル12に達すると「Full Ceremorphosis」特技を取得し、変身が完了します。この段階でキャラクターは口の周りに4本の触手が生え、頭部が伸び、皮膚が紫色で粘液質になるなど、完全にマインド・フレイヤーの姿になります。元のクリーチャータイプを失い、「Aberration」として扱われるようになりますが、元の種族特性は維持できるようです。
変身後の能力選択
完全な変身後には、物理戦闘または魔法戦闘のどちらかに特化する選択肢が与えられます。
- 魔法特化: 「Detect Thoughts」「Levitate」といったマインド・フレイヤーの古典的な呪文や、新登場の「Mind Blast」を習得できます。
- 物理特化: 「Brain-Seeking Tentacles」を習得し、クリーチャーにダメージを与えながら捕縛し、追加のサイキックダメージを与えることができます。これは、サイキック呪文の使い手となるか、「脳を食い、代謝する」専門家となるかという、マインド・フレイヤーらしい選択肢として提示されています。
これらの選択肢は、機会があれば2度目の特技取得で両方を選択することも可能です。
今後の展開とフィードバック
この「Path of Ceremorphosis」は、様々なクラスで強力なキャラクタービルドを可能にすると考えられています。特にサイキック能力に特化したクラスやサブクラスを持つキャラクターとの相性が良いとされています。このプレイテストは、D&Dファンが『バルダーズ・ゲート3』のキャラクターをテーブルトークで再現するための、一貫したメカニクスを提供するものとなるでしょう。
今回の「Unearthed Arcana」は公開プレイテスト用の実験的なドラフトであり、フィードバック調査が8月27日に開始される予定です。最終的なバージョンは変更される可能性があり、将来の製品に収録されるかもしれないとのことです。