『GTA 6』リーク犯が拡散を収益化、Rockstarへの嫌がらせをファンに要求
『GTA 6』リーク犯が拡散を収益化、Rockstarへの嫌がらせをファンに要求
『GTA 6』のゲームプレイ映像を流出させているハッカー集団Cyberleekが、追加映像の公開をファン投票や暗号資産の価格と結びつけ、さらにRockstarとTake-Twoのオフィス前での嫌がらせまで要求しています。Take-Two側は削除要請や情報開示請求を進めていますが、リークの拡散は止まっていません。
分散型ネットワークが削除を困難に
Cyberleekは、流出データを分散型プロトコルのArweave上で公開しています。Arweaveにアップロードされたデータは、暗号資産ネットワークに似た仕組みで保存・複製されるため、ハッカー側が一度費用を支払えば、サイト全体を完全に消すのは難しいとされています。
一部の利用者には「このノードのコンテンツポリシーにより要求されたコンテンツがブロックされた」と表示されますが、サイト自体が消滅したわけではありません。別のゲートウェイを通じてアクセスできるため、削除要請後も新たな映像が出回っています。
Take-Twoは情報開示請求を拡大
Take-Twoは、Cyberleekの正体を特定するため、MicrosoftとDiscordに続いて、SNSのXにも裁判所命令を出したとのことです。Rockstarは2023年にも大規模なリーク被害を受け、その後セキュリティ対策を強化していましたが、今回の流出を防ぐことはできませんでした。
Bloombergの報道によると、Rockstarの幹部は今回の事態に怒りを示しており、社内では従業員が「苛立ち、疲れ果てている」とされています。現時点で、Take-Twoは情報流出がどのように起きたのかを特定できていないとのことです。
映像公開の条件にファンの行動を指定
Cyberleekは連絡ページで、広告枠の提供や、依頼に応じたゲームプレイ映像の制作を有料で受け付け始めました。次に公開する内容をファン投票で決めるだけでなく、暗号資産の時価総額を引き上げることを公開条件にしたケースもあり、最近のストリップクラブ関連映像は、ファンが資金を集めた後に公開されたとされています。
さらに、町のヌード映像の公開条件として、Take-TwoまたはRockstarのオフィス前に、ゲームディスクを持ち、リーキの仮装をしたゲーマー10人以上が勤務時間中に集まるよう要求しています。Cyberleekは、物理ディスクなしで本作を発売するTake-TwoとRockstarを罰するためだと主張していますが、流出を利用して自ら利益を得る動きも強まっています。
Polygonは、状況がエスカレートしていることについてRockstarにコメントを求めています。