『GTA 6』リーク問題でDiscordは召喚状をまだ受領せず、内容を精査へ
2026年08月25日 | #ゲーム | Eurogamer
大量のユーザーデータ取得を求めるTake-Twoの召喚状をめぐり、Discordはまだ正式な送達を受けていないと明らかにしました。Discord側は、召喚状を受け取った場合も内容の妥当性と範囲を確認したうえで対応するとしています。
Discordは召喚状を未受領
Take-Twoは本作のリークに関して、DiscordやMicrosoftから幅広いユーザー情報を取得するため、米連邦地方裁判所に複数の召喚状を提出したと報じられていました。
これに対し、DiscordのマーケティングディレクターであるRyan K. Rigney氏は、同社がまだTake-Twoから召喚状を正式に送達されていないと説明。「受け取った場合は、内容の妥当性と範囲を確認してから対応します」としています。
召喚状の提出と、対象企業への正式な送達は別の手続きです。企業側に対応義務が生じるのは、召喚状が正式に送達された後となります。
対象はDiscordの複数コミュニティに参加した全アカウント
提出書類によると、Take-TwoはØdyssey.gg、! Odyssey、DarkViperAUなど複数のDiscordコミュニティについて、6月1日以降に「現在または過去に参加していたすべてのユーザーアカウント」の情報を求めています。
対象となる情報には、登録メールアドレス、登録時および最終ログイン時のIPアドレス、電話番号、連携先、関連する端末識別子などが含まれます。リークが拡散したサーバーの利用者は数十万人規模に及ぶ可能性があり、ユーザーの間では請求範囲の広さを懸念する声が出ています。
MicrosoftにもOneDriveとXbox関連情報を要求
Microsoftに対しては、リークデータの一部が保存されていたオンラインストレージ「OneDrive」の情報に加え、Discordアカウントと連携したXboxアカウントの情報を求めています。
XboxのCTOであるScott Van Vliet氏は、MicrosoftがTake-TwoおよびRockstar Gamesと協力していると説明し、創作物と知的財産を守る取り組みを支援しているとしています。Take-TwoはDiscordとMicrosoftに対し、9月4日までに必要な情報を提出するよう求めています。
BloombergのJason Schreier氏によれば、Rockstarは現時点でリーク実行者の身元や侵入経路を特定できていないとのことです。一方で、今回のリークによって今週予定されていたNetflix向けの拡大映像の公開計画が影響を受けることはないとされています。